2024 竜ヶ岳の竜伝説とダイヤモンド富士

2024.01.01 Monday

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    新年あけましておめでとうございます。

     

     

     

    竜ヶ岳は本栖湖の南にある山で、竜の伝説が残っています。

     

    その一つは、富士山が噴火した際に本栖湖の湖底に棲む竜が、湖水の煮えたぎる暑さに耐えきれず、山頂に駆け上ったというものです。竜の姿が山の形に残ったため、この山を竜ヶ岳と呼ぶようになったとされます。

     

    もう一つは、西暦800年、富士山が大爆発を起こす前、本栖湖の底に棲む竜が村人たちにその危険を告げるために、山頂に登ったというもので、村人達は竜の忠告に従って、山頂に避難したため、噴火の難を逃れたとされます。

     

    赤龍は南の方角を司り、五行では火の性質を持っている火山や太陽から生まれたとされる龍です。通常であれば、龍は水を司る眷属といわれていますが、赤龍は例外で、日照りを司るとされています。水害から守ってくれる龍神として、赤龍は親しまれています。また、赤は強い生命力の象徴とされることから、赤龍からは活力、エネルギーを頂けます。

     

    山梨県竜ヶ岳は初日の出の名所として知られ、元旦の竜ヶ岳は富士山頂からのダイヤモンド富士が見られることもあり多くの登山客が訪れます。この写真は2016.1.1元旦、山梨県竜ヶ岳山頂から撮ったダイヤモンド富士です。