今季、初雪山 木曽駒ヶ岳 2
2015.12.17 Thursday
千畳敷駅の外の景色を見てこれは単独登行は危険と直感した。
とりあえず千畳敷カールの様子だけでも見て行こうと、夏場なら高山植物が咲き誇る遊歩道をひとり千畳敷カール広場へと向かった。
この前が千畳敷カールだが視界不良
H27.9.30 同場所
昨夜からの新雪に膝下くらいまで足をとられ広場を見ると1人の登山者らしきヒトがムービー撮影をしている。
すぐさま歩み寄り声をかけると、朝一のバス・ロープウェイで来たのだがその時点では今よりもっと視界不良で天候回復を待ちながら友達の結婚式で使うムービー撮りをしているとか!
千畳敷カール前広場 救世主現る?
更に、身の上話もしてくれて静岡出身で山登りが好きすぎて地元の大学から信州大学の山岳部に行きたく転学し今は木曽駒ヶ岳のある伊那市に在住しているという若者(山強者)だ!
山男はこう言う人懐こい人情家が多い。さらに彼の兄もスポーツマンでトレラン関係の会社で働いているとの事!
バリバリの登山家と運よく(必然に)遭遇!!よし彼と登ろう、とすでに心は彼と話しながらも決まっていた。
一緒に登りませんか?との私の誘いをハイと返してくれ即決!
やった!!あきらめた上に登れる!
木曽駒ヶ岳さんありがとう!!
これなら何とか行けそう 視界10m位
H27.9.30千畳敷カール
とりあえず、彼はワカンを履き私は行ける所までスノーシューズのまま少し明るくなり視界も効いてきた千畳敷カールにアタック開始!
さすがに山プロ、めちゃ速いペース!しかもここは雪上の超急登千畳敷カール!!
私もセミ(蝉)プロ!?彼のペースに付いて行くしかない!!
救世主 ハイペース
実は日頃のストイックな運動は、雪山を登るための充分な体力を付けたくてやってる所もある。
それは、初めての雪山で鈴鹿山系の御池岳に登った時に豪雪で腰まで埋まる道なき道の急斜面をラッセルで切り開きながら5人くらいの男性と(その時も私以外みんなバリバリ登山家)頂上を目指していた!当然ラッセルする先頭が1番大変なので10mずつ位を代わる代わるラッセルして行った。6巡目、私の大腿四頭筋は突如激しい筋痙攣で1歩も進めない、と言うより踏み出すと腿が痙攣するのでジッとしてるしかない。おまけに超息切れで倒れそう!それで先頭を外してもらい何とか上にたどり着いたが、その頃からスクワット千回はやってたものだったから過信もあり、自分の体力が不十分である事を思い知らされ体幹や持久力も視野に入れてトレーニングするきっかけになった出来事だった!
今回はあの時の自分とは別次元の自分がいた!!
確かに急登の雪上は無雪期の登行とは違い消耗する体力はかなり大きい。それと忘れてはならないのは木曽駒ヶ岳も3000m級の高山、酸素も薄い。だから当然息は上がる!!
トレースは無く吹きだまりに足を取られると膝上くらいまでズボッ
だけど彼に引けを取らない体力が私を牽引し、彼の登行ペースを乱す事は無い。むしろ、彼のインターバルペースが私には多く感じられるほどに私の体力の余力はあった。
風速20m位 雪が顔にあたると痛く感じる
日頃のトレーニング効果は確実に私の肉体を変化させていた。
オットセイ岩 すべてが凍り付く世界
そんな事を感じながら頭上近くに乗越浄土が見えてきた、稜線が近くなるにつけ吹き飛ばされそうな突風が!!
八丁坂 超急登 滑ったら下まで止まらないだろう
乗越浄土
今季、初雪山 木曽駒ヶ岳 3 つづく
とりあえず千畳敷カールの様子だけでも見て行こうと、夏場なら高山植物が咲き誇る遊歩道をひとり千畳敷カール広場へと向かった。
この前が千畳敷カールだが視界不良
H27.9.30 同場所
昨夜からの新雪に膝下くらいまで足をとられ広場を見ると1人の登山者らしきヒトがムービー撮影をしている。
すぐさま歩み寄り声をかけると、朝一のバス・ロープウェイで来たのだがその時点では今よりもっと視界不良で天候回復を待ちながら友達の結婚式で使うムービー撮りをしているとか!
千畳敷カール前広場 救世主現る?
更に、身の上話もしてくれて静岡出身で山登りが好きすぎて地元の大学から信州大学の山岳部に行きたく転学し今は木曽駒ヶ岳のある伊那市に在住しているという若者(山強者)だ!
山男はこう言う人懐こい人情家が多い。さらに彼の兄もスポーツマンでトレラン関係の会社で働いているとの事!
バリバリの登山家と運よく(必然に)遭遇!!よし彼と登ろう、とすでに心は彼と話しながらも決まっていた。
一緒に登りませんか?との私の誘いをハイと返してくれ即決!
やった!!あきらめた上に登れる!
木曽駒ヶ岳さんありがとう!!
これなら何とか行けそう 視界10m位
H27.9.30千畳敷カール
とりあえず、彼はワカンを履き私は行ける所までスノーシューズのまま少し明るくなり視界も効いてきた千畳敷カールにアタック開始!
さすがに山プロ、めちゃ速いペース!しかもここは雪上の超急登千畳敷カール!!
私もセミ(蝉)プロ!?彼のペースに付いて行くしかない!!
救世主 ハイペース
実は日頃のストイックな運動は、雪山を登るための充分な体力を付けたくてやってる所もある。
それは、初めての雪山で鈴鹿山系の御池岳に登った時に豪雪で腰まで埋まる道なき道の急斜面をラッセルで切り開きながら5人くらいの男性と(その時も私以外みんなバリバリ登山家)頂上を目指していた!当然ラッセルする先頭が1番大変なので10mずつ位を代わる代わるラッセルして行った。6巡目、私の大腿四頭筋は突如激しい筋痙攣で1歩も進めない、と言うより踏み出すと腿が痙攣するのでジッとしてるしかない。おまけに超息切れで倒れそう!それで先頭を外してもらい何とか上にたどり着いたが、その頃からスクワット千回はやってたものだったから過信もあり、自分の体力が不十分である事を思い知らされ体幹や持久力も視野に入れてトレーニングするきっかけになった出来事だった!
今回はあの時の自分とは別次元の自分がいた!!
確かに急登の雪上は無雪期の登行とは違い消耗する体力はかなり大きい。それと忘れてはならないのは木曽駒ヶ岳も3000m級の高山、酸素も薄い。だから当然息は上がる!!
トレースは無く吹きだまりに足を取られると膝上くらいまでズボッ
だけど彼に引けを取らない体力が私を牽引し、彼の登行ペースを乱す事は無い。むしろ、彼のインターバルペースが私には多く感じられるほどに私の体力の余力はあった。
風速20m位 雪が顔にあたると痛く感じる
日頃のトレーニング効果は確実に私の肉体を変化させていた。
オットセイ岩 すべてが凍り付く世界
そんな事を感じながら頭上近くに乗越浄土が見えてきた、稜線が近くなるにつけ吹き飛ばされそうな突風が!!
八丁坂 超急登 滑ったら下まで止まらないだろう
乗越浄土
今季、初雪山 木曽駒ヶ岳 3 つづく
がんばれ!隊長!
続編楽しみです!(^^)!