思考を止考させる方法 2

2016.02.22 Monday

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    ストレス状態が長期化または慢性化する事によりワーキングメモリー(認知力)が低下してしまいます。これは主に、大脳辺縁系の海馬にダメージが起こり脳神経細胞の破壊や萎縮が起きている可能性を示します。海馬は感情をコントロールしたり短期的記憶の中枢の場でもあります。




    認知機能とは「記憶する」「考える」「判断する」「人とコミュニケーションとる」など、私たちが日常生活を過ごすために欠かせない脳の働きのことをいいます。「認知機能」とは、ひと言で言えば、状況の認識とそれに基づく、決断能力と言えます。 (seesaawikiより)

    ストレスは感情のひとつであり、生物が自力で調整できる許容量を超える体験や状況がきっかけで起こり、原因は環境からの刺激や内部から生じる刺激が引き金となり平衡状態(ホメオスタシス)を乱します。

    ホメオスタシスとはストレスになりうる外界の環境の変化に対して、生体を安定した恒常的状態に保とうとする仕組み。
    哺乳類の場合、神経・免疫・内分泌(ホルモン)の相互作用によって維持されている。(aquapersonalより)

    動物の場合、前記(
    思考を止考させる方法 1)しましたよう主に環境的ストレスにおいて例えば外敵が去ればそのストレス状態から直ちにホメオスタシス機能が働きだし安定状態に戻しますが、ヒトの場合はストレスにより感情、心理が大きく揺さぶられるためにそのストレス状態が長期化したり慢性化する事があります。概して感情的な出来事はそうでないものに比べて思い出しやすく、長期にわたり記憶されます。このような情動と記憶のシステムの中枢が大脳辺縁系なのです。

    慢性的ストレスは神経細胞の死を招き、神経細胞の新生を遅くしてしまいます。
    細胞は死滅と再生を繰り返しながら生体を安定した恒常的状態に保つように出来ていますが、細胞の死滅のスピードが再生・新生のスピードを大きく上回れば肉体は劣化、退化、老化、死へのスピードも加速化して行きます。

    慢性的ストレスに対処する方法の一つが有酸素運動であり、これは神経細胞新生と神経細胞同士のネットワークを密で強固にし、海馬の修復や再生を大きく高める事が臨床的にもわかってきました。

    そして第二の方法としてリラクセーションとしての瞑想・内観です。リラクセーション効果により生体内では血圧が下がり、筋肉の緊張がほぐれ、呼吸や代謝がゆっくりとし、ストレスによって生じたネガティブな影響を緩和する手段になるのです。

    人間のストレスの長期化・慢性化は精神的ストレスによるもので、思考と負の感情の連鎖が果てしなく続きコントロールできなくなった状態とも言えます。

    ここで思考を止考させる手段としての瞑想・内観を使うわけです。
    思考に対極するのは
    感じる(感性)です。脳部位からも思考は(前頭連合野)、感覚は(大脳皮質感覚野)とそれぞれ違う脳部位がになっています。




    瞑想・内観といってもスピリチュアルな方法ではない、万人ができる自分の肉体や対象物に意識をおきながら感じるトレーニングする方法でストレスを緩和、駆逐します。

    次回、具体的な方法をお伝えします。


    御嶽山麓 開田高原

     

    参考:ぜんぶわかる脳の事典 成美堂書店


     
    コメント
    心が疲労した時などは
    思考から感性へウエイトをおくといいんでしたっけ(^^)

    何か問題に行き詰まったときとか
    あまり考えすぎず
    感じるようにしてみます♪

    開田高原にはいつ行かれたんですか~(*^.^*)?
    わたし、日曜に豊橋行きましたよ~♪梅まつりやってましたよ。アピタ近くのとこ。
    こざるは梅の写真撮りまくり。
    でおさるさん☆が一言…
    『うめ撮るのうめ~♪』
    では(^_^)/~~

    • by おさるさん☆
    • 2016/02/24 12:34 AM
    @おさるさん☆
    例えば、綺麗な梅を眺め視覚、嗅覚や木を手で触り触覚などの
    五感をを働かせようと意識してみると、脳は感覚神経を優位に
    働かせようとするので思考はその時にはストップさせます。
    感覚神経にも脳では優先順位があり、痛覚、温冷覚、触覚などは
    優先順位が高いですがくすぐったいなどは優先順位は低くなります。
    皮膚に温かさとくすぐったさを同時に感じるとくすぐったいは
    全く感じません。

    この様な脳での優先順位の特性を利用して、普段から感性を働かせ
    ようと意識する事は、思考グセを矯正させるコトにもなります。

    心も、客観しながら感じようとすると思考が遮断していきます。
    疲弊している心を感じ、意識の対象を外に広げたり、ポジティブに
    意識を向けたり、美味しいもの食べたり、好きな映画見たり、
    意識を自分が好きに向けて楽しむ努力をして見て下さい。

    相変わらず駄洒落、梅ェ〜な!f^_^;)
    • by asa
    • 2016/02/24 5:36 AM
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