キラー・ストレス3(命を奪うストレス)

2016.07.15 Friday

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    キラーストレスへの対処法としてマインドフルネスという方法があります。

     

    マインドフルネスとは、「今この瞬間」の自分の体感に注意を向けて、現実をあるがままに受け入れることで1つのことに集中しながら行う瞑想法(こころのエクササイズ)です。マインドフルネスを実施するとストレスがおこるような場面においても否定的な感情や物事にとらわれることなく、ありのままの自分を取り戻すことができるようになります。

     

    認知科学で「マインドワンダリング」と呼ばれる現象の重要性が指摘されています。マインドワンダリングとは、意識が”心ここにあらず”の状態となり、目の前の作業とは無関係なことを考え始めてしまうことで生じる「思考のさまよい」のことです。普段の私たちの意識は生活時間の長い間を白昼夢やマインドワンダリングによる「こころの迷走」に占められているといいます。

     

    ヒトはこのように日常の生活時間の大半を目の前にあることとは別のことを思考、想像しています。過去のネガティブな記憶や未来に対する不安などのマインドワンダリング(思考のさまよい)は、脳内においてはそれがまさに今現実に起こっているがごとくに反応をし、実際に身体ではストレス反応が起きていることが分かっています。

     

    慢性的ストレス状態は、セロトニン、ドーパミン(幸福・快感ホルモンで感情調整にも関与)などの神経伝達物質を減少させ、ストレスホルモン(高濃度コルチゾール)上昇による高血糖、免疫力低下、脳神経細胞の減少・破壊、海馬萎縮、脳の老化の加速、うつやアルツハイマー病などの発症リスクなど心身への悪影響が加速的に増大します。

     

    UCLAで瞑想実践者の脳をMRIで解析したところ、海馬、前頭皮質、視床、側頭葉など感情をコントロールする上で重要な役割を果たす脳領域が拡大しており、この事からも瞑想実践者は感情の安定性を保ち、プラスの感情やポジティブシンキング、障壁に対する適切な対応力、気配りの利く行動などに長けていることが脳科学的エビデンスからも証明されました。

     

    関連リンク:http://mountain-top.jugem.jp/?eid=296

     

    マインドフルネスの瞑想では瞑想の医学的効果から宗教性を排除した方法をとります。

    1.体の力を抜き背筋を伸ばして座ります。(顔面は脳神経支配領域なので顔の力も抜きましょう!)

    2.体が欲するがままの呼吸をしながら、呼吸だけに意識を集中します。(鼻から息が入る感覚やそれに伴い胸やお腹が膨らんだり縮んだりする感覚などを詳細に体感するようにします)

    3.雑念が浮かんできてもそれを追わないようにしてただひたすら呼吸とそれに伴う体感だけに意識をおきます。

    4.最後はまぶたの裏に注意をはらいゆっくり開眼します。

    *体がしたいように呼吸させてコントロールしたりせず、肉体が心地よく感じられる程度で長さにこだわらず行ってください。

     

    関連リンク:http://mountain-top.jugem.jp/?eid=293

     

    マインドフルネスとは「今」に集中する訓練であり、マインドワンダリング「思考のさまよい」・「こころの迷走」に抗するためのストレス低減法なのです。

     

    過去や未来にふたをして、今を感じ、今に向きあい、今を大切に生きる、これが幸福な人生の極意なのかもしれません。

     

     

     

    コメント
    そうですよね~
    何かしながら他の事を考えてしまったりとかよくあります

    過去の事、未来の事も
    よく考えちゃいますね~ムダに…
    考え過ぎちゃうんですf(^_^;

    目を閉じて呼吸を意識して
    今を感じてみます(^^)
    • by おさるさん☆
    • 2016/07/16 7:17 AM
    @おさるさん☆
    ヒトは自分にとって不都合が生じた時とか、不測の事態、
    いざという時、大きく2つの対処・対応の意識の傾向性が
    あります。

    ひとつは、"否定" のネガティヴな意識!
    もうひとつは、"感謝" のポジティブな意識!

    否定の意識は扁桃体を活性化するので、不安、恐れ、攻撃などを
    助長して心理的には不安定になります。

    感謝の意識はドーパミンやセロトニンの幸福ホルモン分泌を促す
    ので心が安定して平安になります。

    ある研究機関の科学的研究から、感謝の実践が幸福の度合を25%
    引き上げたとのデータもあります。

    感謝の意識は、細胞が意識場を通じて細胞を健康的でポジティブな
    ものに変容させます!

    否定の意識は、細胞にネガティヴな情報を伝えて、破壊と消滅へ進み
    ます。

    "今に感謝して生きると"は、単なる精神論ではなく科学的にも医学的に
    もエビデンスのある真実です。

    "今を感謝して" 幸福と平安に進んでください!ヾ(@⌒ー⌒@)ノ
    • by asa
    • 2016/07/16 8:13 AM
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