御在所岳(1.212m)〜国見岳(1.170m):夏山training 2 腹筋編
2016.07.21 Thursday
御在所岳は鈴鹿山系の盟主、日本二百名山、鈴鹿セブンマウンテンでもある。
国見岳からの御在所岳
南北からはドームを並べたような穏やかな山容にみえるのだが、東面は藤内壁に見るような険しい岩壁が連なる相貌をみせ盟主にふさわしい貫禄さがある。
藤内壁
登山ルートは八方から通じ、表登山道(表道)、中登山道(中道)、裏登山道(裏道)、峠谷登山道、一ノ谷新道、武平峠コースなどの多くの登山道(登山ルート)がある。そのほか裏道から分岐する藤内壁ルート(ロッククライミング)、藤内小屋から分岐して国見尾根を登るルートもある。
裏道登山道 国見峠
わたしは、大体が裏道登山道で登る。このルートは沢沿いを沿って登り藤内壁直下を通る大変気持ちよいコースなのだが、2008年の豪雨で裏道登山道や小屋は大崩落して寸断され町やボランティアの尽力により全通したが、崩落の爪痕で巨岩石がゴロゴロしたガレ場や迂回路を通りながらの登山ルートである。
このコースは途中までは巨岩石がゴロゴロしたガレ場や沢を渡ったりと、足場が不安定なところが多いのでバランス感覚も要求される。
このように体のバランスを保つうえで大切なのが姿勢維持筋と呼ばれる腹筋や脊柱起立筋(背筋群)で、背骨の前後で背骨を真っすぐに保ちながら姿勢を安定的に維持する上で大変重要な役割を果たします。
背筋群は日常生活においても良く使う筋肉なのであまり弱る事はありませんが、腹筋群はトレーニングをしないとすぐに弱ってしまう筋肉です。
腹筋の低下は内臓を容れる腹腔の抑えが効かなくなることでお腹が前にポッコリと出てしまうなど、おなかの姿勢を維持する上でも腹筋は重要です。
お腹が前にとびだしポッコリすれば、逆に背骨(腰)が前方へ過度に湾曲して腰痛やヘルニアなどの原因ともなります。
この様に腹筋は姿勢維持や安定性を保ち、動きの正確性を高め、呼吸(呼吸筋)にも関与、下半身や脚力を効率よく働かせるなど登山には大変重要な役割を果たしている筋肉なのです。
御在所岳頂上(1.212m)
腹筋を効率よく鍛える方法があります。
それは腹式呼吸をしながら行う腹筋運動で、例えば腹筋運動で頭を上げる(シットアップ)時や足を上げる(レッグレイズ)時、上げる時に合わせ息を強く”フ〜っ”と吐きながら腹筋運動をします。
腹筋は呼吸筋と言って息を吐くときに働き、息を吐く事で腹腔内圧が上がり背骨が伸びお腹がへこみます。
強く息を吐きながら呼吸を意識し行う腹筋運動は、ふつうに行う腹筋運動の約3倍のトレーニング効果があります。
御在所岳山頂部(東西約600m)
つづく
やってないですが
すこ~し腹筋運動しています(^^)
あと、りんご隊長から教えてもらったドローイングもやってます♪
余談ですが
セブンマウンテンで思い出した♪
青山先生のアダ名がブルマンでした
ブルーマウンテンだから…f(^_^;
ありがち?
省吾先生のあだ名はヌーン
正午だから…( *´艸`)