白山(2.702m)1・・・別当出合から砂防新道を登る

2016.07.29 Friday

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    富士山、立山に並び日本三名山の一つが“白山”(標高2702m)、日本三霊山と同じ三山で古くからの信仰の対象だった山でもある。

    しかし今では山岳信仰の中心場というよりレジャー的側面からの名高い山、もしくは、高評価の山という観点による日本三名山という側面のほうが強くそれだけ良い山という事!!

     

    白山は厳冬期には5m以上の積雪に覆われ、白山とこの周囲は日本でも屈指の豪雪地帯でもある。

     

    白山北西側に当たる手取川流域の年間平均降水日数は約220日、山間部では全国平均の2倍に当たる約3,300〜3,600ミリメートルに達し、湿度も年間を通じて約70〜80%の水準と高い。日本列島の脊梁山脈の北西側に位置する北陸地方では、前線や台風の影響や、一方で冬に大陸から吹く北西風により日本海からの多量の水蒸気が降雪としてもたらされるためである。

     

    なので白山も日本海からの水分を大量に含んだ大気の影響を直接受け、霧や雲が発生しやすく年間を通じて雨や雪が多い気象となる。

     

    この日も朝から曇天、湿度も高く白山特有の天気、この時期ほとんどのように毎日が曇り・雨・霧予報で週間予報もすべてこのようでであったため、晴れ間は期待はしていなかったもののやはり上に上がった時だけは少しでも良いから晴れてほしいなっ...と淡い期待は抱いていた。あの茶臼山山頂での奇跡を再びと!?驚き

     

    登り:砂防新道 下り:観光新道

     

    白山は日帰り登山には大変な山で、なにせ遠い(金沢からバスで2時間40分)で始発バス(夏季)は白山登山口別当出合にAM7:40着、帰りの金沢行終バスがPM3:30発なので約7時間半で山頂往復しないと帰れない。

     

    標準TIMEが砂防新道登り〜観光新道下りで休憩なしで8時間強なので、約7時間で休憩もいれ往復するにはかなりペースをあげる必要がある。汗汗汗

     

    PM3:00には別当出合に戻るペースを計画しなければならず、高度2000m越えになると高度障害(頭痛、動悸、めまいなど)を発症する私にとっては困難が待ち受ける。

    そしてここは日本一の高山植物、お花の宝庫、写真(今回撮った写真308枚)を撮りながらの登山はかなりペースを乱す。

     

    北鉄急行バス 金沢駅↔別当出合(白山登山口)

     

     

    市ノ瀬ビジターセンター  (土・日・祝・盆休み)車はここまで

     

    今回の登山のメインはとにかくお花との交流、ベストシーズンがまさにこの7月下旬から8月上旬で白山に由来する高山植物20種をはじめ300種の高山植物が咲く。花花

     

    そしてこの花々を観察するベストコースが砂防新道と観光新道になる。

     

    登り砂防新道、下り観光新道コースを選択しAM7:50分、夢のような気分で白山STARTする。

     

    別当出合登山口

     

     

     

    砂防新道へは吊橋を渡って行く

     

     

    ノリウツギ

     

     

    タマアジサイ

     

    ハクサンサンシャイン

     

    第1チェックポイント:中飯場 SPO2(動脈血酸素飽和度)93% 正常値97~98%

     

    関連リンク:http://mountain-top.jugem.jp/?eid=55

     

                                                                                    つづく

     

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