上高地から涸沢へ晩秋のlong trail 5・・・穂高連峰(ヒュッテと北穂)

2016.10.25 Tuesday

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    涸沢ヒュッテにはAM10:33に到着、上高地からここまで約4時間40分(目安6時間30分くらい)なので帰りバスPM4:30までには約1hr以上はこの涸沢に滞在できる。もう少し時間的余裕があればここ涸沢カールから奥穂高岳または北穂高岳に3時間20分(標準)で登れるのだが、今回は登りたい衝動を抑えて麓からゆっくりと眺めるだけにした。

     

    穂高連峰を仰ぎ見る最高のビューポイント涸沢ヒュッテは標高2310mにあり、1951年に建てられた収容200人の山小屋で営業期間は4月下旬〜11月上旬、夏季は長野県警山岳遭難救助隊と北ア南部山岳遭難防止夏山常駐隊が待機し東京大学涸沢診療所が開設されている。

    9月の紅葉の季節ともなれば涸沢カールの紅葉を見にヒュッテを中心にヒトヒトでごった返す。

     

    雪崩で二度山小屋が流され現在は高さを抑えたつくりで

    雪崩が小屋の上を通過するようになっている

     

    涸沢ヒュッテから涸沢カールの紅葉や穂高連峰のすばらしい写真は雑誌などでよく見かけるが、実際にその場に立つと穂高連峰や涸沢岳が眼前に大迫力で迫り、まるで綺麗な写真か絵画を眺めているかの様な錯覚に陥るくらい筆舌に尽くしがたい圧巻な眺望に飲み込まれる。眺めているだけで時間も止まり、実際この場で約1時間半の時があっという間に流れ景色の中の一部に溶け込んでいた。

     

    涸沢ヒュッテと涸沢岳(3110m) 北穂高岳(3106m)

     

    涸沢カール(氷河圏谷):氷河の浸食作用で出来た碗状の谷

     

    前穂高岳北尾根6峰(2794m)

     

    奥穂高岳(3190m) 涸沢岳(3110m)

     

     

    奥穂高岳(3190m) 涸沢岳(3110m) 北穂高岳(3106m) 涸沢カール

     

     

     

    北穂高岳(3106m) 涸沢小屋 涸沢テント場(500張)

     

    涸沢小屋〜北穂高小屋(山頂) 南稜コース3:20hr

     

    東陵コース(ゴジラの背中) 上級者コース

     

    北穂高岳 山頂部

     

    涸沢ヒュッテから北穂高岳

     

                                     つづく

    コメント
    雪崩の威力って半端ないですね( ̄□ ̄;)!!2度も小屋を壊しちゃうなんて~
    改善されて、よかったですよね(^^)
    • by おさるさん☆
    • 2016/10/25 6:47 PM
    @おさるさん☆

    雪山での行動は、雪崩ビーコン・スコップ・ゾンデのセルフレスキュー3点セットを必ず個人装備する必要があります。 雪崩ビーコンは小型の電波発信&受信機で、雪崩に巻き込まれた人の埋没地点を特定する器具、ゾンデは雪面に突き刺しながら埋没者を検索する長い棒状の物、スコップは埋没者を掘り出す時に必要です。 雪崩による埋没者は、15分以内に発見・救助出来れば生存の可能性が高いとされているのでこれらの器具を雪山で必携し単独行動しないのも大切な事です。

    良いコメントありがとうございます。^_−☆
    • by asa
    • 2016/10/25 7:43 PM
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