肌で感じる1・・・感性を磨く34

2016.12.20 Tuesday

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    「肌で感じる」という表現があります。

    実際に体験したり、詳しく見聞きしたりして、現実的なものとして感じ取るさま(実用日本語表現辞典より)

     

    触覚(ルフィニ小体、メルケル小体)

     

    日常於いて私たちは(思考)が優位に働き過ぎて、行動を通し体験・経験した事を感じる(感性)が、なおざりになって来ているように思われます。

     

    認知科学で「マインドワンダリング」と呼ばれる現象の重要性が指摘されています。マインドワンダリングとは、意識が”心ここにあらず”の状態となり、目の前の作業とは無関係なことを考え始めてしまうことで生じる「思考のさまよい」のことです。普段の私たちの意識は生活時間の長い間を白昼夢やマインドワンダリングによる「こころの迷走」に占められているといいます。

     

    ヒトはこのように日常の生活時間の大半を目の前にあることとは別のことを思考、想像しています。過去のネガティブな記憶や未来に対する不安などのマインドワンダリング(思考のさまよい)は、脳内においてはそれがまさに今現実に起こっているがごとくに反応をし、実際に身体ではストレス反応が起きていることが分かっています。

     

    「意識」からEgが生み出されてくるので「意識の方向性・置きどころ」は人生やものごとを創造する上において大切なこととなります。マインドワンダリング(思考のさまよい)というイリュージョンからは何ら創造性も生み出されません。

     

    「思考」の対義語は「行動」です。

    行動を通し体験・経験した事を感じる「肌で感じる」とは、思考のさまよい(マインドワンダリング)という白日夢から脱し、今・この時・この瞬間を活き活き生きて自ら創造していく重要なファクターに感じます。

     

     

    痛覚(自由神経終末)

     

    実際に肌(皮膚)という皮膚感覚受容器には、触覚・圧迫覚・温覚・冷覚・痛覚を感じ取るセンサーが備わっています。これらの受容器がそれぞれの感覚を脳(大脳皮質感覚野)に伝える事で感じる仕組みになっています。

     

    感覚神経(体性感覚)

     

     

    ブログ[真実を見る眼(?_?)・・・感性を磨く30]で取り上げました錯視と同じように、皮膚感覚にも錯覚があるようです。

    例えば同じ厚みで印刷された模様を指でなぞると、滑らかな面と粗い面が隣合う部分をなぞると滑らかな面をくぼんでいると知覚します。私自身、そのような模様をなぞってみて実際に錯覚を知覚しました。(゜o゜)

     

    次回は皮膚感覚から”肌で感じる”(直覚・直感)ことの本質について考察したいと思います。

     

    冷覚(クラウゼ小体) 木曾駒ヶ岳より

     

                                     つづく

     

     

     

     

     

     

     

     

    コメント
    最後のショット・・・クラウゼがバンバンに働いてそうですね(笑)!
    • by りんご探検隊長
    • 2016/12/21 9:21 AM
    @りんご探検隊長
    丁度1年前に登った木曽駒ケ岳です。(><)
    寒すぎて、迂闊にもアイゼン履くとき手袋とって
    しまい手が凍傷になりそうになりました!(>人<;)

    冬山は防寒気を付けてください、
    油断するとクライます!(ToT)/~~~
    • by asa
    • 2016/12/21 9:31 AM
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