2017 New Year登山(南アルプス鳳凰山)3
2017.01.05 Thursday
南御室小屋辺りまで来ると標高も2400mを超え、わたしの場合だいたい2300m過ぎるとSpO2(血中酸素飽和度)は80代(通常98)となり運動時の息切れが出始める。これには個人差があるが、大抵の場合は高度3000m超える辺りでSpO2(血中酸素飽和度)は80代に低下し始める。私は高度上昇による順応に弱く高度障害を起こし易い体質のようだ。(;^_^A
エネルギーは体内の栄養素を酸素で燃やし作るので、体内の酸素が不足するとエネルギーを十分に生み出せなくなる。このため、めまい、動悸、息切れ、頭痛、むくみ、運動失調、筋力低下など様々な症状が発症する。
私の場合、動悸、息切れ、めまい、頭痛、筋力低下、尿量減少などの症状がでる。
この日(H29.1.1)、南御室小屋辺りの最低気温は-12.3℃だったようだが、私たちが到着するころにはお日様のおかげで気温も上昇し、風もほとんど無い状態だったためそれ程の寒さは感じなかった。
この辺りまでくると積雪(15cm位)があり、ここでアイゼンを装着した。
南御室小屋を超えたあたりでアイゼン装着
西方に北岳
R手前から薬師岳(2780m) 観音岳(2840m) 地蔵岳(2764m)
左から:農鳥岳(3025m 200名山) 間ノ岳(3169m 100名山)
北岳(3193m 100名山)
南西(塩見岳3046m)〜西方面
手前から薬師岳(2780m) 観音岳(2840m) 地蔵岳(2764m)のピーク
薬師岳(2780m)山頂 AM11:20到達
つづく
高度障害でしたねヽ(´o`;
北岳には酸素ボンベ必携ですね!