人生の創造(The creation of a happy life)3・・・アーユルヴェーダの考え方
2017.01.23 Monday
心の性質であるトリグナと体の性質であるドーシャには関連性があります。
心と肉体はセットで働くので、心の性質のタマス・ラジャスを下げサットバを上げるには心のチューニングからより、肉体から整え心に反映させる方がやりやすいかもしれません。
肉体を健全に保つにはアーユルヴェーダでは食事・睡眠・運動を大切に考え、それぞれのボディ・ドーシャ(ヴァータ、ピッタ、カパ)に適切な方法が体系化されています。
体質 |
ヴァータ体質 (ヴァータ増大時) |
ピッタ体質 (ピッタ増大時) |
カパ体質 (カパ増大時) |
望ましい睡眠時間 | 8hr前後 | 7hr前後 | 6hr前後 |
食物の性質 (積極的に摂る) |
重性、油性、熱性の食品 | 重性、油性、冷性の食品 | 軽性、乾性、熱性の食品 |
食事の注意点 |
食事の規則性 軽性、乾性、冷性の食品を減らす |
冷ます作用のもの(穀類、ミルク、甘い果物)を摂る 水分を多く取る (白湯、ミルク、果汁は特に勧められる) 軽性、乾性、熱性の食品を減らす |
食事量を減らし空腹状態で食事をする 昼食後の昼寝はしない 食後1hrくらいして15分程度の散歩 重性、油性、冷性の食品を減らす |
食べ物の性質 | 食べ物の例 |
ドーシャへの作用 V P K |
重性 | チーズ、ヨーグルト、小麦 | ↓ ↓ ↑ |
軽性 | 大麦、ホウレンソウ、コーン、リンゴ | ↑ ↑ ↓ |
油性 | 乳製品、油、油性食品 | ↓ ↓ ↑ |
乾性 | 大麦、コーン、ジャガイモ、豆類 | ↑ ↑ ↓ |
熱性 | 温かい飲食物、スパイス類 | ↓ ↑ ↓ |
冷性 |
冷たい飲食物、緑葉野菜、キュウリ |
↑ ↓ ↑ |
*V(ヴァータ) P(ピッタ) K(カパ) ↑:増やす ↓:減らす
参考図書:インドの生命科学 アーユルヴェーダ 上馬場・西川共著 農文協
アーユルヴェーダでの食事は、健康の維持や病気の治療にとり大変重要で、医薬と食物は同等であること強調しています。(医食同源)
また、アーユルヴェーダでは食べものが心まで影響すると教えます。食べものは体をつくる素ですから、体の影響は直に心に反映していきます。(心身相関)
食物の分類 | 食物の性質 |
サットヴァ(satlva/純粋性)を増やす食べ物(純質) |
美味しく、油質、腹持ちが良い、消化が良い、 栄養バランスが良い、食べて心地よく感じる、 具体的には、甘い食べ物、牛乳、ゴマ、果物等 |
この様に、体質(ボディ・ドーシャ)にあった食べ物は体を強健にし病気を治し、未病を防ぐばかりかサットヴァを高める事にも関係しています。
このほか、心のEGのサットヴァ(satlva/純粋性)を高める方法
1.瞑想する
2.内観し自分やすべてを客観しながら行動し、
それによる体感から気づきがおき潜在意識が変わる
3.自然に触れる=(サットヴァのエネルギーに触れる)
優位なエネルギー(自然のEg/サットヴァEg)は、
劣位なエネルギー(ラジャス・タマスのEg)を支配する
Touch with nature (2017.1.22 竜ヶ岳)
まずはちゃんと体質を調べないといけないですねぇ_〆(゚▽゚*)
カパ体質かな~と思ってるんですが…(^^)
食べ物など参考にしてみますね♪
あと、身近な自然にもなるべく触れるようにしようかな(*^.^*)