藤原岳4・・・The last memory

2017.02.12 Sunday

0

     

    藤原岳山頂(1140m)

     

    麓には全くなかった雪も8合目以上では60~70cm位とかなり積雪があった。鈴鹿北部は日本海側からの季節風が吹きこむので雪雲も流れ込みやすく雪が多い。

     

    天狗岩と樹氷

     

    アーユルヴェーダの考え方では、季節や環境などによってもドーシャ(体の基礎となるEG)に影響を与えます。

    また、宇宙には十対(二十種類)の性質がありこれをグナといいます。

     

    グナ(宇宙の性質)

    重            軽
    冷            熱
    油           乾燥
    鈍            鋭
    静            動
    軟            硬
    濁            純
    滑            荒
    微細           粗
    固            液

     

    例えば冬の季節のように乾燥し寒いと、そのグナの性質を持つヴァータドーシャが増大し易くなります。熱帯地方では熱のグナの性質を持つピッタが増大し易くなります。

    電子レンジ(電磁波)で調理した食べ物、乗り物に乗る、山に登る、などもヴァータドーシャを増大させます。

     

    このようなドーシャのアンバランスは心身に不調を来たし、様々な症状や病気を発現させていきます。

    なので冬山登山は特にヴァータドーシャを増大させやすく、ヴァータ体質の人ばかりでなくすべての体質の人にとって寒さ、冷え、乾燥する冬場は体を冷やさない工夫をすることが心身の健康を保つ上でも大切な事なのです。

     

    体のドーシャの性質と作用

    体のドーシャ エネルギー 構成五大元素 性質 作用
    ヴァータ

    風のエネルギー

    運動エネルギー

    風・空

    速さ、軽さ、動き、冷たさ

    乾燥

    運動;体内物質の移動

    異化作用

    ピッタ

    火のエネルギー

    変換エネルギー

    火・水 熱さ、鋭さ、軽さ

    代謝;エネルギー変換

    消化作用

    カパ

    水のエネルギー

    結合エネルギー

    水・地 重さ、安定、冷たさ、粘着

    構造;組織・細胞の維持

    同化作用

     

    体のドーシャは、そのドーシャが増えやすい(体質)によってヴァータ、ピッタ、カパに大別できますが、大切なのはすべてのドーシャのバランスが良い事が「体の構造が適当」になり、「代謝も良く」、「循環も順調」になるので心身の健康が維持されやすくなります。

     

     

    その親切な方が先頭を切り、膝上までの雪をラッセルし切り拓いた道は確かに正規の登山道を進んでいるようだった。なぜならば、道標上部が雪の上に顔をのぞかせていたからだ。

     

    途中、その方との会話で安城から来られた方である事、北アルプスを単独でよく登られている事など、とくに槍・穂高連峰にはよく行かれるようで、私が今年チャレンジしようとしている槍の表銀座ルートについても詳しく説明してくれた。

     

    単独で来られている登山者は一見寡黙な様に見えるのだが、話すと結構、気さくで話好きで親切な方が多い。

    ( ^)o(^ )

     

    そんな大ベテランの登山者と出会えたのは私にとってLuckyだったが、さすがに風貌からは60代を過ぎリタイアして第二の人生を山登りで楽しまれているようにも思われたが、年齢には勝てないようで息切れと登坂スピードがかなり落ちてきて休憩も多くなった。(*´з`)ha〜ha〜

     

    頂上までの最後の登坂はペースが上がらず先に行って下さいと言われ、今度は私が親切な救世主に御礼の気持ちも込めながらラッセルしながら道を拓いた。

     

    PM12:20 藤原岳山頂に到達。\(-o-)/✌('ω'✌ )三✌('ω')✌三( ✌'ω')✌(^O^)/

     

     

    膝上くらいをラッセル

     

     

    最後の登りの傾斜

     

     

    山頂が見えた 「輝」

     

     

    藤原岳山頂(1140m)

     

                                                                                               つづく

    コメント
    コメントする