舟着山へちょい登りからmini縦走へ・・・ひとり地図読み講習
2017.02.17 Friday
2/15、午前中の出先からクルマで30分くらいの所に「長篠の戦い」で設楽越中守貞通が陣を構えていた舟着山があると山ガイドに出ていたので、歴史にはあまり興味がないがとりあえず出先から近いという理由だけで登ってみる事にした。
舟着山(427m)は新城市東部に位置しなだらかな稜線を東西に広げた綺麗な山容をしていて、かつて豊橋からの交易では豊川で船運によってこの舟着山山麓の船着き場に運ばれたことからこの山名がついたそうだ。
現地に着いたのはPM12:30、地図では登山口から登り1時間15分のルート所要時間となっていたので足慣らし程度に軽いトレッキングのつもりでSTARTした。
初めはよく踏み固められた林道を登るが、小ピークを過ぎると稜線上を進み登山道は狭くヒノキ林がうっそうとする尾根を登り頂上に至る。
山頂まで35分で着いてしまい、時間はまだPM1時過ぎでこのまま下りても拍子抜けな感じなので隣山の常寒山(480m)まで尾根沿いに縦走ルートがあるようなので予定はしていなかったが行ってみる事にした。
舟着山山頂(427m)
くびら岩
YAMAP アプリ (舟着山→大峯山→常寒山 縦走)
舟着山山頂まではヒノキ林のうっそうとした林道で眺望もほとんどなく、山頂から常寒山(480m)方面に少し歩いた辺りで南西の景色が見られるくらいであったが、この先の常寒山(480m)までもやはり眺望はほとんどなくうっそうとした雑木林の中を縫うように歩いた。
舟着山から常寒山への縦走路
山座同定できるアプリで撮った舟着山山頂からの眺望
舟着山までは所々に道標があるのだが、常寒山(480m)までの縦走路は道標もほとんどなく薄暗い林のなか不明瞭な登山道を雑木の所どころに付けられた目印テープを頼りに歩く事になる。しかも所どころ目印テープがなくなったり、支道への目印テープと重なったりと大変分かりずらい。
景色は雑木林の中を歩いているため樹海の様に方向感が無くなり、目印テープが途絶えると迷い込みやすい。
途中の松山峠
常寒山(482m)
今回は舟着山(427m)までの地理院地図とガイド地図しか持ってこず、常寒山(480m)までの縦走路はヤマップというアプリが入れてあったので、そのアプリの地図で慎重に進んだ。
大峯山山頂(467m)
途中、大峯山(467m)を経て約1時間くらいで常寒山(480m)山頂に到着、山頂もほとんど眺望なしなのでそのままUターンで帰路を急いだ。
常寒山山頂(482m)からの眺望
竹ノ輪集落
常寒山山頂(482m)から眺望できればこんな山々が見える
この時期はまだ日の入りが早いので、西日が傾くPM3時までには下山したかったため飲まず食わずでひたすら歩き続ける。(;´・ω・)
帰りも目印テープを頼りに足早に進んだが、途中でテープを見失い急な雑木林の谷筋を下りかけては再び雑木の中の急登を登り返す事数回、そのたびヤマップを使いコンパスでルート復帰した。
結構登り返し辛い(;´Д`)
私の場合、単独なので必ず国土地理院地図1/25000はルートを書いて必携する。最近はヤマップなどの地図アプリでマイナーな山でもGPSでルート表示してくれる地図もできたので助かる。今回はヤマップが大変役に立った。
道迷いしたので下山はPM4時前になってしまった
とはいえGPS機能は山中で効かない場合もあり、充電バッテリーも必携。
地図読み(アナログ)とGPS(デジタル)を有効利用し楽しく安全登山する事は、自然の中で遊ぶ大変重要なツールである。
舟着山(427m)
登山ガイドへの道を着々と歩んでみえますねd(^^)q...