楽しい気分にする方法1

2017.05.03 Wednesday

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    前回のブログで体の痛み心の痛みが同じ脳回路が共有されている事を書きました。

     

    生物進化の初期段階においては生命を維持させていくために、原始的な感覚や身体運動(脳幹、小脳、基底核などの旧脳)などをまずは作り出して、高度な情報処理や思考などを司る大脳新皮質などの脳は後から派生させてきたことは脳の構造からも伺われます。大脳新皮質は旧脳の上に乗っている構造です。

     

     

     

     

    例えば身体感覚の痛みは生命を維持させていくための原始的身体感覚ですが、心痛は複雑怪奇な人間社会において高度な脳である大脳新皮質の過剰な思考から心痛を引き起こします。

     

    ヒトの高度処理能力を有す脳回路を、まったく無から作りあげるには進化という膨大な時間と相当な労力を要すため、身体は身体システムを共用するという省略技?を使いました。

     

    「心的痛み」はもともとあった「身体的痛み」という既存の神経システムを使い、身体痛と心痛の神経システムを共有させるという合理的な身体の省略ワザをしたものと考えられています。

     

    このように、本来は別目的で機能していたツールを他の目的に転用することをコオプト(co-opt)といいます。

    身体の複雑な神経システムでは、このコオプトによる共用で身体回路の省略による合理的、効率的な身体システムを作りあげています。

     

    「苦み」と「嫌悪感」も、苦みを感じる脳回路(味覚)を使い後付けで「嫌悪感」という感情表現を、神経システム上で共有させるコオプトを使った身体省略です。

     

    原初的生物は「苦み」=(毒)という味覚による拒絶システムを脳に伝達することで生命を保全し、のちに社会的モラルが侵されるなど反社会的な行為などを嫌悪するような感情表現を、苦みによる拒絶反応と同じ神経経路を共有させるというコオプトをしました。

     

    ちなみに、「苦み」と「嫌悪感」は顔面筋(表情筋)では同じ筋肉が収縮し同じ表情になります。ここにも、「苦み」と「嫌悪感」の神経システムの共有を垣間見ます。

     

    (参考文献:脳には妙な癖がある 池谷裕二 扶桑社新書)

     

     

     

     

     

     

                            つづく

    コメント
    こんばんは(o^−^o)
    だいぶ暖かくなりましたね
    日差しが強くなってきましたよね

    「苦み」と「嫌悪感」、
    思わずやってみたくなりました♪
    ということで・・・
    鏡の前でやってみました(笑)
    娘にもやらせてみました(笑)
    みごとに同じような表情でした(^_^)v

    asaさんの絵からも
    「苦み」「嫌悪感」が伝わってきますよ
    とても上手ですね(^_^)
    • by おさるさん☆
    • 2017/05/03 11:57 PM
    @おさるさん☆

    さすがに好奇心旺盛、
    親子で直ぐに実行する
    ところいいですネ(^-^)

    次回は核心ですから
    是非真似てくださいね!
    (^○^)
    • by asa
    • 2017/05/04 12:38 AM
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