運動で脳を鍛える1

2017.06.21 Wednesday

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    ヒトが体を動かす・運動を行う際、運動を制御している脳部位が大脳皮質運動野というところで、ここからの命令が脳幹部(中脳・橋・延髄)を通り脊髄を経て、筋肉を動かす運動ニューロンに伝えられて筋肉が収縮します。

    この神経経路を運動性伝導路といい、よく言う運動神経というものです。

     

     

    6/14 本宮山  梯子岩(27丁目)

     

     

    逆に体からの様々な感覚情報(視覚・聴覚・嗅覚・味覚・平衡感覚・触覚・圧覚・温度感覚・痛覚・固有感覚・臓器感覚)は各受容器(目、鼻、耳、舌、皮膚、内臓など)から脳へ送られ、これを感覚性伝導路といい感覚神経といいます。

     

    運動する際に働かせる感覚神経は視覚、平衡感覚、触覚、圧覚、固有感覚(筋・腱感覚、位置覚)などの情報があります。

     

     

    運動時に働く感覚神経

     

     

    運動神経が伝わる運動性伝導路で中心的な役割をしている伝導路を皮質脊髄路(錐体路)といいます。

    錐体路は、大脳皮質運動野からの運動命令を脳幹にある延髄の錐体部で神経交叉(80~90%)させ下行し脊髄に至り、脊髄(前角)からの運動ニューロンが筋肉を収縮させます。

    このため右の大脳皮質運動野からの運動命令は左側を、左の大脳皮質運動野からの運動命令は右側の体の動きを制御します。

     

    運動神経ではこの錐体路以外の運動経路に、錐体外路という運動神経経路があります。

    この錐体外路は無意識的に、反射運動、運動の円滑化、姿勢制御、筋肉の緊張の調整を行い、錐体路(随意運動)の体の動きや運動をスムーズに行えるようにサポートしています。

     

    つまり運動時の、視覚、平衡感覚、触覚、圧覚、固有感覚(筋・腱感覚、位置覚)などからの感覚情報と、錐体路(運動神経)の運動命令の統合と解析を行い、細かな運動調整や精度の高い運動とするために錐体路を制御するシステムです。

     

     

    運動神経

     

     

    この錐体外路という運動神経経路は錐体路(随意運動)に比べ、大変に複雑な神経経路でのインパルスのやりとりをしています。

    錐体外路の運動神経では、大脳皮質運動野(運動計画、運動プログラム、運動命令)のほか、大脳基底核(運動計画、滑らかな運動の遂行など)、小脳(手足の協調運動、姿勢、歩行、平衡感覚など)、脳幹(運動の円滑化、反射運動、姿勢など)での相互連絡を密に働かせながら錐体路(随意運動)自らの意思あるいは意図に基づく運動神経系を制御しているのです。

     

    このため、錐体外路運動神経系を活性化させる運動は、より広範な運動脳を使い活性化するとともに、運動時の視覚、平衡感覚、触覚、圧覚、固有感覚(筋・腱感覚、位置覚)などからの感覚情報も同時に活性化させるので、様々な感覚情報が刺激となり活性化する脳幹網様体での上行性網様体賦活系も活性化し、運動神経ばかりでなく記憶力増強、覚醒、認知機能増大など大脳皮質広範を活性、覚醒させることにもなるのです。

     

     

    上行性網様体賦活系

     

    次回は錐体外路運動神経系を活性させる運動方法を紹介いたします。

     

                                     つづく

     

    http://www.asa2000.info/

     

     

    コメント
    おはようございます(*^^*)

    いったい、何の瞬間の写真ですか〜(^^)
    バランスいいですね♪
    キラキラ衣装を着て氷の上でもスイスイやれちゃいそうですね( *´艸`)

    片足立ち、最近ちょっと苦手〜(^_^;)
    • by おさるさん☆
    • 2017/06/22 6:28 AM
    @おさるさん☆

    おはようございます(^O^)/

    最近、腰を痛めて負荷をかける筋トレが出来ないので
    自重筋トレやバランストレーニング系を主に行ってます。

    この時も梯子岩でバランストレした際に10秒セルフで
    撮影しました。(^_-)-☆

    (上の写真の下に梯子岩全景を掲載しておきました)
    • by asa
    • 2017/06/22 9:45 AM
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