北岳・間ノ岳3・・・北岳山頂より

2017.07.25 Tuesday

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    北岳肩の小屋(3000m)からコース時間では約50分で北岳山頂(3193m)に到達する。

     

    高山では高度障害(頭痛、めまい、動悸、筋力低下など)を発症しやすい体質なので、標高2位に登頂するにあたってはtrainingは勿論、ここに来る前週に空木岳(2864m)百名山に登り高度慣れするための登山もして備えて来た。

    同行の友人(南アルプス在住)にはペースを乱すなどの迷惑をかけたく無かった。

     

    <高度障害を防衛する方法として私が行う呼吸法>

    ゆっくりとした腹式呼吸は自律神経の副交感神経を優位に働かせるため、血管を拡張させ動脈血への酸素の取り込みを大きくするのでSpO2値が上昇し血中酸素量が増える。

     

    腹式呼吸のコツは、吐く息を吸う息の2倍にする。

    これは、肺にある古い空気をできるだけ吐き出してから新しい空気を肺に入れた方が、古い空気で新たに取り入れた空気が薄まることなく肺の酸素分圧が上がり、血液により多くの酸素を取り込みやすくするため。

    この(吐く2):(吸う1)の呼吸を繰り返す事で血中酸素濃度を上げていく。

     

    さらに効率的な呼吸方法に、腹式呼吸と胸式呼吸を5回ずつ交互に繰り返す方法

    意識的な胸式呼吸は肺胞壁からプロスタグラジンI 2という、呼吸効率を良くして肺から動脈血への酸素取り込みを活性化するホルモン分泌を活性化する。


    プロスタグラジンI 2は、血管を拡張して肺からの酸素の取り込みを促進させ、血圧を下げ、コレステロールや中性脂肪が動脈壁にしみこむのを抑える効果もある。

     

    今回この呼吸法を随時心がけ、また足裏の感覚受容器(メカノレセプター)や北岳の地元素を感じるなど、意識的に肉体をコントロールし易くするよう心掛けた。

     

    お陰でほとんど高度障害の症状を発症することなく快適な山旅を楽しめた!!

     

    高度が上がれば肉体の代謝は下がり、循環機能も低下するので余計肉体はEgを消費する。

    一方、脳活性も落ちていく分、思考も働きにくくなるので頭は反って「空」になり、頭の中のノイズ(思考)が減るため感性が高まり心の自由度は増し内面は軽くなる。

     

    山頂までこんな感覚を体感しながら、確かに3000m過ぎ相当呼吸は苦しいのだが体幹と腹筋を使いながら重たい脚を引き上げ、直ぐそこに見える北岳の頂に意識を定め登っていくと、

    β-エンドロフィンによるものなのか多幸感に包まれ、

    自覚できるほどの笑顔\(^o^)/で、

    H29.7.18 PM12:04、憧憬の北岳山頂に上げさせていただいた。

     

     

     

     

     

    山頂が間近に見えてきた

     

     

     

     

     

     

     

     

    北岳山頂

     

     

     

     

     

    山頂からの眺め

     

     

    霧で視界は悪いが高揚感

     

     

     

     

     

    この日に宿泊の北岳山荘までは山頂から約1時間の下り

     

     

     

     

     

    山頂周囲のお花畑

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    吊尾根分岐

     

     

     

     

     

    北岳山頂から稜線下に北岳山荘、間ノ岳(3189m)、農鳥岳(3025m)へつづく

     

     

    北岳山荘

     

     

    間ノ岳(3189m)百名山、農鳥岳(3025m)200名山

     

     

     

     

                              つづく

     

    http://www.asa2000.info/

     

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