快感と不快4・・・感性を磨く48

2017.10.03 Tuesday

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    正しく感性を働かす事は、最も精緻正確な「快」情報を得るとい事でもある。

    選択するにあたって、自分が心地よく感じるもの「快」を選択すれば迷う事も無く、正しい選択ができる。

    ただし、正しく感性が働いた上での話であるが!

    正しい感性を育むには、正しい心の在り方が求められ、「正しい心」は「健全な肉体」から育まれる。

     

    「健全なる精神は健全なる身体に宿る」

     

    胃腸が弱い人ほど心の疾患になり易いとも言われている。

    「腸は第二の脳」、「腸脳相関」とも言われ、腸と脳(精神を含む)とは関わり深く、お腹の状態が心の状態にも反映する。

     

    セロトニンという神経伝達物質は、脳内では不安をなくし、精神を安定させ、意欲を高める、などの働きがある。うつ病を患うと脳内セロトニンの分泌が減少するので、抗うつ薬はセロトニンに作用するものが多く使われている。

     

    体内にはセロトニンが以下の割合で各部位に分布している。

    消化管90%―腸内のクロム親和細胞→腸のぜん動運動に作用している考えられている。

     

    血小板8%―血液中の血小板→止血作用、血管の収縮作用など。偏頭痛の原因になるとも考えられている。

     

    脳内2%―脳内の中枢神経に存在し、神経伝達物質として働く。

     

    体内に存在するセロトニンのほとんどが消化管に分布している。
     

    「腸内セロトニン」は腸のぜん動運動(伸縮を繰り返し、便を肛門へ運ぶ動き)」に作用していると考えられているが、脳の影響が腸にも影響する疾患の一つに、IBS(過敏性腸症候群、Irritable Bowel Syndrome)がある。

     

    これは脳のストレス(心配、不安、恐れなど)が腸のぜん動運動を活発にして、下痢などをともなう腹痛をおこすものだが、過敏性腸症候群の病態においては腸内フローラの異常などの腸内環境の異常により、腸から脳への信号伝達に異常が生じていることも判明してきている。

    過敏性腸症候群の下痢型の治療薬として腸内セロトニン分泌を調整をする薬剤投与で症状が著効するという症例もあるようだ。

     

    腸内細菌のなかで神経伝達物資であるγアミノ酸(GABA)を産生する菌があることも確認され、この菌が少ない子どもは、行動異常、自閉症などになりやすいとされている。自閉症の子どもに対して腸内環境の改善による治療が試みられているという。

     

    このように腸と脳(精神を含む)とは関わり深く、これが「腸は第二の脳」、「腸脳相関」とも言われる所以でもある。

     

    私たちの腸には約400種類、100兆個に及ぶ細菌類がすんでいて、重さにすると1.0キログラムから1.5キログラムにもなる。

    腸内細菌類のことを「腸内フローラ」と言い、「フローラ」とはお花畑を意味し、細菌類が作る集落が色鮮やかで形がとてもきれいであることに由来する。

     

    「腸内フローラ」の緊密な連携によって病原菌などの侵入してきた菌を排除して免疫系を活性化し、腸内細菌が私たちの体を守り、病気にならないように働いていることがわかっている。

     

    「腸内フローラ」の働きは、

    1.病原体の体内侵入に際して、それを排除するように働く

    2.食物繊維を消化する

    3.ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12、葉酸、パントテン酸、ビオチン、ビタミンKなどのビタミン類をつくる

    4.ドーパミンやセロトニン(幸福ホルモン)を合成し、その前駆体を脳に送る

    5.免疫力のおよそ70%が腸内細菌と腸粘膜細胞との共同作業で作られる

     

    腸の不調、つまり「腸内フローラ」がバランスを崩すと万病のもとにもなる。

    逆に「腸内フローラ」のバランスを整え、腸を健全にすれば病気を予防し、心身とも健康になる。

     

    日本女性のガン死亡1位(男性3位)が大腸がんで、原因は食生活の欧米化(魚類を除く動物性脂肪摂取量増加)、加工食品、添加物が使われている食品を摂取する機会が増加、などによる腸内細菌のバランスの崩れや減少、特に女性では食物繊維不足による便秘も上げられている。

     

    食生活の乱れにより「腸内フローラ」のバランスも崩れ、一方で腸内細菌のエサである野菜や豆類、食物繊維の摂取量が減り日本人の腸年齢も老化しているといわれている。

     

    腸内細菌が減少し、腸内フローラのバランスが崩れることによって起こる病気は、免疫力低下によりアトピー、ぜん息、花粉症などのアレルギー性疾患、がんの発生を促す、潰瘍性大腸炎などの自己免疫疾患、ドーパミンやセロトニンなどの「幸せ物質」を脳に送れなくなり、うつ病をはじめとするいろいろな心の病気、認知症、自閉症、肥満、動脈硬化、糖尿病など多種多様に及ぶ。

     

    腸内細菌は主に3つのグループに分けられる。

    「善玉菌」ビフィズス菌や乳酸菌などの有用菌

    食べ物からのエネルギー吸収を適切な量にコントロールしたり、排便にもつながる腸の“ぜん動運動”を促してくれて、主に身体にとって良い影響を与えてくれる細菌

     

    「悪玉菌」大腸菌(毒性株)、ウエルシュ菌、ブドウ球菌、バクテロイデス(毒性株)などの有害菌

    食物などを腐敗させたり、時にはがんの原因にもなってしまう、主に身体にとって害を与えることが多い細菌

     

    「日和見菌」バクテロイデス(無毒株)、大腸菌(無害株)、連鎖球菌などの中間の菌

    環境によって善玉にも悪玉にもなるその他大勢の菌

     

    健康な人の腸内フローラは善玉菌が悪玉菌より多く、「善玉菌2:悪玉菌1:日和見菌7」で存在しているのが理想的といわれている。

    そのバランスが崩れ、悪玉菌の方が多くなってしまうと腸のぜん動運動が悪化し便秘を引き起こしたり、体中の細胞内にどんどん過剰に脂肪が蓄えられていってしまうなど肥満の要因となったり、様々な病気の元ともなる。

     

    悪玉菌が増えてしまう原因は、

    1.「加齢」・・・ (ちなみに赤ちゃんの腸内細菌はほとんどが善玉菌)

    2.「高脂肪食」・・・肉類、脂質の多い食品、加工食品など(これらに含まれるトランス脂肪酸は悪玉菌が好むエサ)

     

    善玉菌を増やし、腸内環境を整えるのに良い食品

    1.食物繊維(1日の摂取目標量が20g)腸内細菌の一種である“バクテロイデス”という菌は、食物繊維をエサにして「短鎖脂肪酸」という物質を出し、この短鎖脂肪酸は血液に乗って全身に運ばれ、余分な脂肪の蓄積を抑える働きがある

    食物繊維の多い食品http://www.eiyoukeisan.com/calorie/nut_list/fiber.html

     

    2.オメガ3系脂肪酸

    オリーブ油、亜麻仁油、えごま油(しそ油)などの植物性油脂や、海藻、クルミなどの一部のナッツ類、ココナッツオイル、いわし、さば、サーモンなどに含まれる良質な油と言われるオメガ3系脂肪酸の摂取

     

    3.発酵食品

    味噌、納豆、漬物、キムチ、塩麹、ヨーグルト、など

     

    4.オリゴ糖

    大腸の最も主要な善玉菌である『ビフィズス菌』のエサとなり、菌を増やしてくれる効果がある

    きな粉、甜菜、ごぼう、エンドウ豆、いんげん、そら豆、たまねぎ、など

     

    腸内細菌は、多種多様な種類が数多く存在していることが理想的なので多くの品目の食事を摂るよう心掛ける。

    (推奨されている日本人の1日の摂取品目数は30品目)

     

    腸内フローラを整え健全な心身を( ^ω^)・・・。

     

     

    腸内フローラ

     

    http://www.asa2000.info/

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