neuron map(神経の地図)
2017.12.20 Wednesday
JUGEMテーマ:山登りを楽しもう!
7月から作成にかかった治療冊子理論編が昨日出来上がりました。
新刊「neuron map...神経の地図1.2」
この作業も約3年に渡り続けて、今回の発行で実技編と理論編を含めて総数17冊となりました。
今回のテーマは実技編では「美容に関わる手技」、理論編ではneuron map(神経の地図)と題して人体の神経系を脳・(脳神経)、脊髄・(脊髄神経)、運動神経、感覚神経、自律神経に分けて書きました。前回発行した理論編冊子からPCで手描きイラストを文章に添付し始めて、今回は文章を書く以上にイラスト作成に手間暇がかかりました。(;^ω^)
お陰で8月半ばに登った試練の白馬岳(雨にも負けず雷にも負けず)以来、一回も山に行く事無く4ヶ月が経過してしまいました。
(´;ω;`)ウゥゥ
あれから季節は冬山に代わり、また雪山登山を楽しむ時期となりましたが毎年恒例の初日の出登山は今回は南アルプスで迎えようと思っています。
2017.1.1 鳳凰山(薬師岳2780m)
今季は各地の山々も雪の季節到来が早かったようですが、今年の元旦に登った鳳凰山(薬師岳2780m)は6合目くらいまでは積雪無しでとても登り易かったです。
2017.1.1 鳳凰山(薬師岳2780m)
薬師岳山頂 2,780m
今回は積雪に備え大晦日に登り、山小屋泊で初日の出を迎える予定でいます。今まで私は、雪山登山は日帰り登山だったのでほとんどはアイゼンだけ、時々スノーシューを携帯していく程度でした。
木曾駒ヶ岳 2,956m アイゼン(ブラックダイヤモンド12本爪)
竜ヶ岳 1,099m スノーシュ(MSR ライトニングアッセント)
膝以上の積雪で新雪となるとアイゼン登高では脚を取られてかなりハードとなるのでスノーシューの出番ですが、スノーシューの携帯は結構かさばり、ワカンに比べ重さもあるので本格的な雪山縦走にはやや不向きです。
MSR ライトニングアッセント
竜ヶ岳
そのため、ワカンの王道!?エキスパートジャパンのワカンSN4を用意しました。
ワカンとはいわゆる和カンジキのことで田んぼなどで履く四角いカンジキの雪上版です。足の接地面積を大きくすることで浮力を大きくして、雪上でも沈み込まずに歩ける山の装備品です。
スノーシューが西洋で雪上歩行具として発展したものに対して、ワカン(輪かんじき)は雪深く、急峻な山々が多い日本で生まれて発展したものです。
ワカン (エキスパートジャパンSN4 )
浮力で比較すると、新雪に踏み込んだとき、ツボ足(アイゼン)なら100cm沈んでしまうところを、ワカンなら80cm、スノーシューならその半分の50cmしか沈み込まないということでスノーシューが一番浮力が大きくなります。
登坂能力では、スノーシューはかかとがぶらぶらと自由になってしまう分だけ、平地ではワカンよりも歩きやすいものの、斜面では滑ってしまって登りにくくワカンが勝ります。
値段は、スノーシューが2~3万、ワカンは1万くらいです。
重さ、大きさはスノーシューがともに勝ります。
平坦な雪上トレッキングみたいなものであれば、スノーシューの方が断然歩きやすいですが、傾斜のきつい山や縦走登山などでは携帯しやすく登坂能力のあるワカンが向きます。
モランと会いに...(^O^)
この冊子はセラピストの教科書として、
後に活躍しそうな予感がします♪