南木曾岳(厳冬期編) 1 しん(深)、しーん(静寂)、
2018.01.11 Thursday
南木曾岳に初めて登ったのは2016.10の紅葉真っ只中、あの時、南木曾の紅葉の美しさは暫し脚を止めては絶句するほど、
(*´▽`*)
同じ山塊の木曽駒ケ岳の濃ヶ池の紅葉に勝るとも劣らない極美な空間だった事を思い出す。
自然美には、作られた美しさに無い清明なEgが在る。
2016.10 南木曾岳
2度目の南木曾岳は2017.3残雪期の雪山登山だった。この日は雪山登山を初めた友人が、雪のため登山口駐車場にたどり着く事が出来ず引き返して来たところたまたま私のクルマとすれ違い、一緒に登るというビックリ(*_*)する様な出来事があった。
2017.3 突然出会った友人と
私にとって忘れがたきメモリーの数々の南木曾岳はとても近しく感じられるお山さん!(^O^)
(金時の生まれ代わりかな?)
南木曽岳(なぎそだけ)は、木曽山脈(中央アルプス)南西部、長野県南木曽町にある標高1,679 mの山で中央アルプス、木曽駒ヶ岳に連なり、北に乗鞍と御嶽、南に恵那山を望む山塊で別名、金時山とも呼ばれる。
御嶽山、木曽駒ヶ岳とともに、木曽の三岳に数えられて古くから信仰の山として修験者に登られていた。
コースも急・緩斜面から鎖場等変化に富んでおり、日帰り登山を楽しめる山として広く人気があるが、冬季は深雪のため訪れるヒトは少ない。
冬季の雪の季節以外は登りrouteと下りrouteと反時計回りに区別されるが、雪の季節は登りrouteをほとんどの登山者がピストンする。
冬季(雪山)のルート 緑ライン
南木曽岳の別名を「泣きびそ岳」、「金時山」とも言われ、こんな伝説がある。
昔、蘭(あららぎ)村の「泣きびそ岳」(南木曾岳)に山姥(やまんば)が住んでいて、金時童子という子を産んだ。南木曾岳の「金時の洞窟」は金時が産まれた洞窟で、「金時の産湯の池」は金時童子が産湯に使った池という伝説がある。金時童子は「泣きびそ岳」で熊、猿など獣を友達として大きく成長し、青年になってからは京都に上がり源頼光に仕え出世していった。「金時の産湯の池」は上・中・下と続いていたが戦時中の緊急伐採により中の池が消滅し、戦後は保安林として保護され昔の山の姿を取り戻しつつある。
登山口駐車場までは積雪で辿り着けず(オールシーズン4タイヤでは限界) 300m程手前の治山工事道脇に駐車
🚘が入った形跡なし
登山口駐車場 (誰も入った踏み後は無い、この日に南木曾岳を訪れたのは私だけ)
トレース跡も無く、人も獣たちの気配もない静寂な世界(し〜ん)
南木曾岳は雪雲の中
登山口
登山口から足首くらいの積雪を歩く
登りroute・下りroute分岐(雪山の季節は往復ともL登りrouteを使う)
金時ノ洞窟(金時童子が産まれた洞窟)
金明水(湧水が出ている)
木段を上る(雪で歩きにくい)
登山道の積雪も深くなっていく(深 しん)
つづく
人の気配がない神聖な場所な感じがしますね!
大自然がもとくんを迎え入れ交流しているようですね(*´ω`*)