竜ヶ岳again4 竜に後ろ髪を引かれて

2018.01.30 Tuesday

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    竜ヶ岳山頂は何時もながらの強風で、次々と登山者は登っては来るものの5分も経たないうちに凍える寒風に耐えかねて下っていく。

    標高が1000mで地上からは-6℃下がり、単純に風速1mにつき体感温度は-1℃冷たく感じると言われているが、さらに湿度が低く気温が氷点下だと一層体感は寒く感じる。

     

    私の場合、頂上に上がると夢中で山座同定(ある地点から見える山を確認する作業)するのが趣味のなので気が付くと何も飲食もせず1hr位は周りの山を見ては、その山に思いを寄せている。♡

     

    寒風、極寒の竜の頭でそんな地味地な確認作業と、山々との意思疎通を図っていると、何だか凄い一眼レフで周囲をパチパチ写真を撮っている方がいたので、ついでに私を撮ってもらえませんか?と自分の単なるデジカメを差し出すと快くパチリカメラ

    それが、前回に載せた御在所岳方面を背にして撮ってもらった白黒に加工した写真!その方は地元四日市の方で毎週のように鈴鹿の山々を登っており、先週も藤原岳に登って来たとの事だった!

     

    幸せな時間を山頂でも満喫し、帰路は金山尾根で...、金山尾根は急登が多く雪の季節はほとんどの登山者が遠足尾根を往復するので登山者が少ない分、踏み後も少なく積雪も結構あったのでワカンを履いたまま途中まで下っていった。

    途中、右手に見える竜を何度も何度も横眼にしては立ち止まり、話しかけ、わざわざ人が踏み込んでいない雪道を選んで歩いてワカンで踏み後を付け、まるで子供が長靴でわざと水たまりをちゃぷちゃぷと歩く快感にも似て!(^O^)!

     

    以前は人気がない山にいると何だか心細く、孤独感や疎外感、得体の知れない不安や恐れが首をもたげたが、今は人がいない静寂な山を好んで行くようになった。

    まわりの、樹々たち、鉱物たち、動物や鳥たち、山、自然のすべてが、自分と同じ生命で、彼らと私の間に、優劣や上下もなく、利害もなく、支配もなく、そんな異種生命との交流を体感する事こそ私の最大、最高の楽しみとなった。\(^o^)/

     

     

     

     

     

    帰路は金山尾根で

     

     

    ワカンで下る(*^▽^*)

     

     

     

     

     

    手前から中道登山道、金山尾根、遠足尾根

     

     

     

     

     

    ありがとう、竜、また来ます(^_-)-☆

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    魚止

     

     

     

     

     

    http://www.asa2000.info/

    コメント
    楽しんでいる姿が目に浮かびます!
    最後の竜ヶ岳が共鳴してありがとう!またおいで〜!って言ってるようですね(^-^)v
    素敵な写真の数々…いいね☆
    • by ヒロ君
    • 2018/01/30 8:33 AM
    @ヒロくん
    感じました〜〜(^∇^)
    さすが、brother(°▽°)
    • by asa
    • 2018/01/30 9:30 AM
    みんめい隊員が、
    「写真を譲って欲しい♪」と申しております(~o~)
    • by りんご探検隊長
    • 2018/01/30 10:30 AM
    了解、隊長!!

    みんめい隊員に、ダイヤモンド竜の
    ブログ未掲載、「天に舞い上がる昇竜」
    を普通郵便で!?送ります。(*^-^*)
    • by asa
    • 2018/01/30 10:40 AM
    良い山ですね〜
    • by みだい兄さん
    • 2018/02/01 2:08 AM
    @兄やん
    雪山のセブンマウンテンでは、
    竜は景観、楽しさ、適度な積雪、
    ともにNO1だと思います。
    (^_-)-1
    • by asa
    • 2018/02/01 11:12 AM
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