藤原岳3 音、絆、
2018.02.06 Tuesday
九合目越えの樹氷の美しさはしばし足を止めては感嘆するばかり.......(*´▽`*)
樹氷は気温が氷点下5℃以下の時に、樹木などに吹き付けられてできた白色不透明の氷で樹氷が成長する条件は、氷点下の厳しい冷え込みが続き、毎秒10mを超す強い西風が吹いているときに大きく成長するという。
暫く行くと標高1,090m地点に藤原山荘という無人の避難小屋があり、1階が座席、2階が座敷となっていて屋外にはトイレも完備されている。
雪山の季節はほとんどの方がここで休憩し、暖を取りながら食事をする。雪の季節、この小屋までで引き返す人も結構おり、特に8合目〜藤原山荘までは急登つづきで雪深く時にラッセルしながらの登高のため疲労困憊する‼
昨年もこの時期に藤原山荘で出会ったほとんどの方が余りの雪深さでここで引き返して行かれたが、今回も後から山荘に入ってこられた30代くらいの二人組の一人はバテてしまい山荘まででやめると言われていた。
そのグループと一緒に登られてきた89歳の登山者\(◎o◎)/(自称)は元気が漲って、バテた若者を気遣いながら奥様の自慢話?をされていた。
それまでは静寂すぎるほどの山荘内だったが一気に響き渡る音声、ここまで静寂の雪の中を自分が雪を踏みしめる足音、風の音、時々雪が樹から落ちる音、以外に無音の空間を歩いて来たため少なからず違和感を感じていたが、山頂に向かうためアイゼンからワカンに履き替えながらそんな登山者たちの会話が耳に入って来た。
山頂まで山荘からは約20分位なのだが大変雪深く、ツボ脚で軽く膝上になるところもある!
前回、藤原山荘で出会ったインスタントラーメンを食べていた親切な登山者と同行した際、ツボ脚でラッセルしながらの登高だったので今回は学習して!?ワカンを持参して来たので極めて軽快の足取りで山頂に到達した。
関連ブログ:藤原岳3・・・The last memory(救世主再来)
山頂には一組のご夫婦がいて、奥さんは山頂の1本の樹氷をズームで写真を撮られていた。そんな奥さんの姿を傍らで旦那さんが優しい笑顔で見守られていたのが印象的だった。(*^▽^*)
9合目からはさらに深雪
藤原山荘前の樹氷
まわりが綺麗過ぎて歩を止めてばかり中々山荘に到着しない
藤原山荘 誰もいないと全く無音、静寂
藤原山荘でワカンに履き替え山頂に向かう
看板、埋没しそう
先行の登山者のご夫婦
静寂
輝白
山頂でご夫婦で来られていた旦那さんに撮ってもらう ありがとうございました
つづく
ブロマイドにして駅前で売りますか?笑笑