槍へ3 Third man and bear

2018.09.06 Thursday

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    槍平小屋のこの日の宿泊は、沢の増水のため全ての予約を断り入山規制したため、私とワンゲル部のK君だけのようだった!

    PM6:00からの夕食は2人だけで、メニューはエビフライとハンバーグ、ご飯、御味噌汁、2人とも食欲旺盛でおひつを空にした。

     

    PM7:30には就寝し明日の超ハードな登山に備えなければならない。今日の遅れを取り戻すには8/29(水)の最終日は、

    歩行距離:約30km超、平均歩行時間13時間で槍ケ岳山頂に登り上高地まで下って、PM4:30の名古屋行き🚌に乗車予定となっていた。

     

    逆算すると、明日AM3:00には槍平小屋を出発しないとならないが、真っ暗闇の飛騨沢をライトの灯だけで進むのはリスクが大きいのでAM5時過ぎの日の出を待って登ることにした!このため約11時間で槍ケ岳山頂経由で上高地まで下る超ハードな登山を強いられた!

     

    8/28(水)AM4時過ぎに起床、身支度を整え、持参した🍙を食べ槍平小屋をAM5:10出発、

    石がゴロゴロしている飛騨沢の長い登りを沢沿いにひたすら登るが、昨日から夜明け前まで降りしきった雨で踏み後も無くなり、分かりにくい石のマーキング、所々の積み石を頼りに沢を300m位登って行くと、突如として石に記されたマーキングを見失い沢の脇の藪道に入り込んでしまった!

     

     

    AM5:30  飛騨沢を登り始める

     

     

    ゴロゴロした石場の長い登り

     

     

    ここで道をロストすればPM4:30までに上高地に下るのは絶望的だろうし、たとえ槍ヶ岳山頂にたどり着き、来た道を下山するにしてもこの日も相変わらずお天気は停滞する秋雨前線が活発で午前を中心に雨予報が出ていて、午後からの下山となると増水した滝谷の沢で足止めを食って28日中にも新穂高まで下りれなくなる可能性がある事を、出がけに槍平小屋の主人から言われていた。

     

     

     

     

    登って来た飛騨沢を振り返ると突然真っ白なガスが谷全体を包みだして、視界も急速に失われて行く!

    もう一度、沢のルートに復帰しようと歩を進め登りだしたその時、突然、沢の下の方で「お〜い!」と呼ぶような声が聞こえる!

    時計はまだ6時前、この日早朝から槍平小屋から出発したのは私だけでワンゲル部のK君はAM7時には滝谷が増水する前に下山する予定で、山頂から下りてくる仲間を新穂高で待つと言っていた!

     

    では、その声は誰? 空耳だったのか!?👂 それともサードマン??

     

    この時、直感的に、すでに私の足は登って来た飛騨沢を凄い勢いで下りだしていた!!

     

    サードマンの関連リンク:別山4 別山平〜別山山頂へ

     

     

    槍平小屋テント場には2丁のテントが 天候不良で停滞している模様

     

     

    AM6:30槍平小屋にUターン、1人朝食を食べ終え身支度をしていたK君に私も一緒に下りると伝えた。

     

    AM7:20槍平小屋を出発、登って来た右俣登山道を下って行く。帰路は小雨程度の雨で難所の滝谷も8:07順調に通過、早朝から飛騨沢を登って来たにもかかわらず昨日とは打って変わって軽快に足が進んだ。

     

     

    滝谷を渡渉するK君

     

     

    K君の前方岩石の上にインターネット経由で沢の状態を24時間モニターしているカメラが設置してある

     

     

    更に白出沢も難なく渡り、もうあと1時間も歩けば新穂高登山口という事も有り安堵したように2人の会話も弾んでいた。

     

     

     

     

    ワンゲル部では鈴鹿セブンマウンテンなどを中心に日帰り登山が多く、以外にもK君は今回が初北アルプス登山だったとの事!

    しかし就活でしばらく部活に参加出来づにいたら、体力が落ちて今回の登山では仲間に付いて行けなかった事を残念がってはいたが、彼は無理に追いかけ槍ケ岳山頂を目指すこともなく自分をよくわきまえ、先に下山し仲間を待つ柔軟で余裕のある行動は、猪突猛進型の私にとって大変意義深く、登山での行動指針を示してくれたようにも思えた。彼が今回、私にとってのサードマンだったのかもしれない。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    そんな話で盛り上がっていると、登山道から4~5m左脇の草藪が凄い勢いで倒れ、何か動物が上の方へと登っていく!!

    鹿、イノシシ、猿!?

     

    ええええっっ‼・・・、黒い毛に覆われた四つ足動物!!・・・、ある日、森の中、🐻♬が現実となるとは!!

    (;^_^A アセアセ・・・🐻汗・・・冷や汗(;^ω^)!!

     

    私はセオリー通り、熊から👀をそらさず、咄嗟に逃げ出すことなく🐻さんが斜面を上がっていくのを見届けた後、その登山道脇を背中に寒いものを感じつつも無事スルーした。(;^_^A アセアセ・・・

     

    熊さんの関連リンク:宇連山(929.4m) 4・・・自然・循環

     

     

     

    北アルプス槍ケ岳、今回登る事は叶わなかったが、ヒト、動物、サードマン!? 一期一会、槍から大変貴重な体験山積み、

     

    AM10時、新穂高駅ロープウェイ乗り場に無事帰還した。\(^o^)/🍀🍀🍀

     

     

     

     

    http://www.asa2000.info/

     

     

     

    コメント
    K君
    立派な社会人になりそうですね^ ^
    • by N君
    • 2018/09/06 10:45 AM
    @N君

    来年、社会人になってからもう一度、
    槍に挑戦したいと言ってました!(^O^)/

    ガンバレK君、社会人、
    また、槍で出合えるといいね!(^O^)/

    • by asa
    • 2018/09/06 12:33 PM
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