大川入山1 レイヤリング

2019.02.19 Tuesday

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    2/10(日)、岐阜県土岐市の友人と長野県、大川入山に出かけた。

    この日は朝の冷え込みも厳しく、前日には長野県、岐阜県山間部の山で雪が降るなどしていたため、私の車(オールシーズンタイヤ)では危険なので朝6:00に土岐の友人の自宅へ行き、友人の車(スタッドレスタイヤ今季雪山に行くために装着)に乗り換え向かった。

    土岐からだと大川入山まで昼神温泉を抜け1hrあまり、中央アルプス、北アルプス、へ行くにも高速で(1~2hr)で行けるので愛知県在住の私からすればとても羨ましい。(^O^)

    南アルプス市在住の友人もいるが、彼なども南アの山ほとんど1hrくらいで行けてしまう。(^^)/

     

    私の場合、北アルプス、南アルプス行きは必ず電車・バスなど公共交通機関を使う。なぜなら高度に弱いため3000m級になると高度障害を発症するのと、それに持ってきて温泉♨など入った帰りなど超〜眠たくなるので大変危険!!⚠

     

    大川入山(おおかわいりやま1,980m)は、長野県下伊那郡阿智村平谷村にまたがる木曽山脈(中央アルプス)最南端にあり、矢作川水系および天竜川水系和知野川の支流の大川入川の源流となる山。(Wikipedia)引用

     

    登山道は2コースあり、治部坂とあららぎ高原スキー場の2方向からの登山道

    今回は冶部坂コースから

    経路:治部坂峠- 横岳(1,574m)- 標高点1,616 m - ブナ林「もみじ平」(1,683m)- コル - 大川入山

    治部坂峠コースは往復10km以上のlongコース。

     

     

    麓では朝7時過ぎで-6℃と路面も凍結していたが、登るにつれ汗ばむほどの陽気となり、横岳に着くころにはアウターレイヤーを脱いでミドルレイヤーだけで歩いて丁度良いくらいの感じとなっていた。

    冬山・雪山登山ではレイヤリングがとても重要、いかに汗をかかずに登るかが大切なポイントとなる。

     

    【冬山・雪山のレイヤリング】

    水の熱伝導率は空気の約25倍も高いため体が濡れると、急速に体温は奪われます。ヒトは体が冷えると体温を保つためにエネルギーを消費します。体が濡れることは、それだけ体力を消耗します。

    レイヤーとは層の事をいい、登山ウェアを何層にも重ねることをレイヤリングといいます。

    本来人間は生理作用として体内から汗を出して体温調整を行いますが、雪山では汗をかくことは体温を奪うことを意味します。休憩時などに汗が冷え、それが逆に身体から熱を奪うからです。そういった事態をうまく避ける方法としてレイヤリングを調節すること=服装を調節する必要が生じてきます。

    レイヤリングは衣服を重ね着し、また脱ぎ着することで体温の調節などを図っていくという方法で夏山と変わりませんが、冬山・雪山登山では一般的に、肌に触れるベースレイヤーは吸水拡散性、中間着のミドルレイヤーは保温性、アウターレイヤーは風、雪(雨)から身を守る遮断性を求められます。冬物といわれるアウトドアウェアは保温性・防風性の高いものが要求されますが、肌に地下に触れるアンダーウェアは最も重要です。

    素早く汗を外に放出(吸汗)するというのは夏のアンダーと同じですが、冬物はそのときに蒸発熱を奪われて体温を下げないような素材・ウェア(肌から汗を素早く遠ざけ同時に汗冷えを防ぐ強力撥水性が望ましく)通気性と汗冷えによる体温低下を防ぎます。ベースレイヤーは1枚、もしくは2枚重ねしても良いと思いますが2枚のほうが効率的です。例えば、下のベースレイヤーはまず汗を吸い上げると同時に撥水性もあるようなものがベストで、その上からさらに外側に蒸気を出すようなベースレイヤー(吸汗速乾性など)を重ねます。

     

     

     

     

     

    南アルプス

     

    ここでアウターを脱ぎミドルレイヤーとなる

     

    山頂まであと2Km地点

     

    中央アルプス

     

     

    コメント
    爽快感いっぱいですね\(~o~)/
    • by りんご探検隊長
    • 2019/02/20 9:21 AM
    @りんご探検隊長
    隊長と登る久住、今から楽しみでーす\(^^)/
    • by asa
    • 2019/02/20 10:03 AM
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