常念岳(2,857m)のち蝶ケ岳(2,677m)4 長い蝶ケ岳への道のり
2019.05.21 Tuesday
ヒロ君にマイペースで行ってもらうため、彼が常念岳山頂を出て約15分後にichi君と常念岳山頂から蝶ケ岳に向け出発した。(AM11:23)
山頂で約40分の休憩を取っても、当初の計画であれば日没までに常念岳〜蝶ケ岳周回は可能だった。しかしヒロ君を見ていると絶対に無理に下山させられないので、この時点では蝶ケ岳ヒュッテ宿泊を考えていた。
常念岳からしばらくは岩盤地帯の激下りで、足からの着地衝撃とブレーキングをかけながらのエキセントリックな歩行(筋肉が引き伸ばされながら収縮するイレギュラーな筋収縮)は、下肢の筋肉に多大なダメージを与えた。
三股から常念岳まで標高差約1,500mを登ってきた直後の下りは、コンセントリック(筋肉を短縮させながら力を発揮する通常の筋収縮方法)からエキセントリックへの切り替えが上手く出来ず、筋肉には一気に疲労とダメージがかかる。
私は日頃、体幹、インナー・コアマッスルを意識しながらトレーニングする。これは疲労しにくい身体や脚に頼りすぎない登山をするための練習でもある。
腹横筋、多裂筋、骨盤底筋などを意識しながら登山すると体幹から下肢への筋肉の連動性がスムーズになり、効率的でダイナミックな歩行ができる。
常念岳から激下り
蝶ケ岳への稜線
進行方向右に槍・穂高を見ながら
常念岳2,857mから標高差400mを下っていく
前方にヒロ君、追いつかないよう間隔をあけて追従
蝶槍がハッキリと見えてくる
振り返ると常念岳...(^O^)
蝶槍の底部2,462mまで下る
蝶槍2,664mまで標高差200mを登り返す 高度障害が出て大変な息切れと目まいがする
蝶槍 到達
蝶ケ岳ヒュッテまであと1,6km
穂高岳が迫る
槍ヶ岳からすこし遠ざかる
振り返ると常念岳が( ^ω^)・・・
蝶ケ岳ヒュッテだ〜
まだ約半月しかたっていないけど、もうかなり以前に行ったような気がする(*_*)
蝶ヶ岳から常念岳に行く方がキツイかもしれないね(^o^)