無酸素運動と有酸素運動 仮面ライダー改造計画5
2015.08.31 Monday
昨日の続きで、
1RM(1回で上げられる最大負荷)の65%〜80%の間で10〜15回は一般的な目安であり、例えば、80%1RMを5回しか出来ない人もいれば20回出来る人もいる。
なので65%〜80%1RMを10〜20回範囲位になる様に設定する。
大切なのはオールアウトする回数だ!オールアウトとはギリギリの限界回数、もうこれ以上は無理と言う位の回数を65%〜80%1RMで10〜20回範囲内に設定するのだ。
私の場合、プルダウン・マシン(広背筋の筋力で頭上のバーを引っ張り下げる)では70%1RMで12回でオールアウト(それ以上は引き下げれない限界回数)する。これはマシーンの種類によっても70%1RMの回数の違いはある。
無酸素運動(筋トレ)と、有酸素運動(ランニング、エアロビクス等)ではエネルギー消費に差がある。
人体がエネルギーをつかうには「グリコーゲン」→「ブドウ糖」→「脂肪」の順番で使われて行く。
無酸素運動(筋トレ)をすると直ぐに成長ホルモンの分泌が活性化する(30秒〜1分くらいで)。成長ホルモンは代謝活性化作用があるので、より多くのエネルギーが求められ「グリコーゲン」→「ブドウ糖」→「脂肪」がスピーディーに消費されやすくなる。
*無酸素運動(筋トレ)開始時は主にグリコーゲンを使う。
脂肪を分解するには脂肪分解酵素であるリパーゼが、中性脂肪を分解して遊離脂肪酸として血中に溶かし脂肪をエネルギーとして取り出す。
このリパーゼの分泌が始まるまでに有酸素運動だと20分以上を要する。これが有酸素運動でダイエット(脂肪燃焼)するには20分以上の有酸素運動を行わないと効果が出ない(痩せない)所以である。
無酸素運動(筋トレ)すると成長ホルモンの代謝活性化作用で「グリコーゲン」→「ブドウ糖」→「脂肪」がスピーディーに消費されやすくなり、脂肪を分解する脂肪分解酵素リパーゼの分泌も速くなる事から、これに有酸素運動を組み合わせる事でより高く効率的なエネルギー消費や脂肪燃焼効果もアップするのだ。
有酸素運動だけ20分以上するよりも無酸素運動→有酸素運動の両方する方がダイエットにも断然有利と言える。無酸素運動でリパーゼが血中に遊離脂肪酸を放出するのが速まり脂肪燃焼スピードが加速するので!
以上の事から1.無酸素運動(筋トレ)を行ってから→2.有酸素運動を行う方がエネルギー消費効率も脂肪燃焼(ダイエット)にも効果的な順番と言える。
ライダーになる日も近いかな?