ペンフィールドマップ(脳地図)からひも解く脳活性

2016.01.27 Wednesday

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    脳神経外科医であるペンフィールドは、癲癇患者の手術際に切開した脳に電極を当て、脳細胞に電気刺激と患者の反応を観察しました。 これが、有名なペンフィールドの実験です。 この実験により脳は各部位で分業しており、それぞれの脳部位とそれにつながる全身の体部位は対応関係にある事を確認することが出来たのです。

     

    大脳皮質の運動野と感覚野には体の各部位に対応する領域があり、例えば手の動きに関わる部位の大脳皮質を損傷すると手が動かなくなり、親指につながる大脳皮質感覚野に電極刺激を与えると親指がビリビリと感じたりします。

     

    ペンフィールドマップ

    ペンフィールドはヒトの大脳皮質を電気刺激し、運動野や体性感覚野と体部位との対応関係をまとめた。皮質上の身体部位の図の大きさは、その部位を司る大脳皮質の面積に比例している。

     


    上の図の脳断面が脳の運動野と感覚野の部位から、それに対応する身体部位です。身体の大小の図はその部位を司る大脳皮質の面積に比例しています。

    左右の(エイリアン?ヒト)とも手、手指、顔、口、足などはその部位にしめる大脳皮質の面積の割合が大きい事がわかります。それだけ脳のつながりが大きいともいえます。

    例えば、よく噛んで食べる(咀嚼運動)事も、顔をマッサージしたり手入れする事やよく笑う事も、手指や足趾を使う運動やマッサージ等はペンフィールドマップからみれば理にかなった脳活性なのです。

    ホルムズ君を参考に脳活性化してみては? (^◇^)


     

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