心のエネルギー循環 2・・・感性を磨く17

2016.05.30 Monday

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    3/31のブログ エネルギーの循環http://mountain-top.jugem.jp/?eid=320で肉体面からの入力と出力の関係とエネルギーバランスについてお話ししましたが、今回のテーマは心の面からの入力と出力の関係とエネルギーバランスについて考察します
     
    心の入力と出力の関係
    入力:経験 出力:行動の変容
    心の成長において、経験を入力とすると行動の変容が出力となります。
     
    心のエネルギーバランス
    入出力バランス均衡  入力:100=出力:100
    出力不足 入力:100=出力:50
    出力過多 入力:50=出力:100
    図にある様に、心のエネルギーバランスを数値化するとこのようになります。
    入力100に対し出力も100が、心のエネルギーバランスの均衡がとれ良い状態です。


    これを先の入力:経験出力:行動の変容に当てはめると、
     
    出力不足 入力:100=出力:50
    経験した事を行動に変容して行けず、心の葛藤を引き起こすパターンです。行動力が乏しいので出力が滞り心のエネルギーバランスが崩れます。
     
    出力過多  入力:50=出力:100
    経験が不足しているので工夫や知恵がないままに行動していき、心が疲弊して心のエネルギーバランスが崩れます。

    心の成長に意識をおき、様々な経験を通して学びや気づきが生まれてきます。この経験からの知恵、認識が糧となり行動が変容・変化して出力となります。

    経験を糧にして行動が変わって来るわけです。この繰り返しが心の入力と出力の容量を拡大させ、入出力バランスの均衡を図りながら心が成長していきます。

    心の事は肉体面と違い、入力と出力のバランスがどうなのかを常に内観しながら自分自身の心を客観し観察していないと、そのEGの質もバランスもわかりません。

    常日頃から自分自身の心を見つめ客観していく内観が、心の入力と出力バランスの崩れが起きていないかを気づかせて修正しコントロールしていく原動力となるのです。

    「幸せであるということは、生きていることに心から満足していることです。毎日太陽が昇るのに感謝する、幸せとは人生を愛し憎まないこと。」 
    ホセ ムヒカ氏 2016.4.7東京外国語大学のスピーチより