快感と不快3・・・感性を磨く47

2017.09.28 Thursday

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    「正しく感性が機能していれば正しい選択をする、正しい感性からの反射的、直感的な選択は、正しい選択である」

    これは、脳生理学・脳科学的な知見・エビデンスから導く推論でもある。

     

    正しい感性が正しい「選択」を導くならば、迷いも少なくなるため(思考による彷徨いが減るため)定めた目標を達成する確率も高くなる。すべて成功裡に終わる事ではないが!失敗は成功の基でもあるから。

     

    正しい感性とは、常識・先入観・概念・観念・エゴイズム・主観から切り離された、「ありのままを素直に感じられる」純真(心)さがもたらす感覚でもあろう。

     

    ほとんどの場合、上記した「我」というフィルターを通し感じているがために感性の純度は低く、このような感性からの「快」「不快」情報は自身の欲求・欲望・執着・利害を反映しているがために、自分の都合がイイように感じているだけなのだ。

     

    それを証拠にヒトの不幸を喜ぶシャーデンフロイデが、側坐核(快を感じる脳)を活性化させる。だれしもの根源的な心にエゴイズムが横たわっている。

     

     

     

    正しい感性を育むには、正しい心の在り方が求められ、「正しい心」は「健全な肉体」から育まれる。

    「健全なる精神は健全なる身体に宿る」

     

    世の中の社会現象を見ると不快なNewsに溢れている。この乱れた社会現象は、人間の感性の乱れを表出しているように思われる。

     

     

    恵那山の紅葉

     

    「健全な肉体」作り...次回また!

     

                             つづく

     

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