空木岳(2,864m.百)から南駒ケ岳(2,841m.二百)4・・・帰路より
2019.07.26 Friday
空木岳山頂から南駒ケ岳への稜線を眺めると、アップダウンが少ないなだらかな稜線に見えたのだが、実際はいくつかの小ピークや赤梛岳(2,798m)など起伏ある稜線歩きで、可なりの息苦しさや脚運びの鈍重、ペースダウンを余儀なくされた。それもその筈、この稜線の高度は2,800m前後を歩いて行くので無理もない。
歩いている間、常に酸欠状態なのでha-ha‐自分の息づかいだけが静寂の道すがら耳をつく!
呼吸器、循環器、筋肉・骨・関節、肉体すべてがフル稼働しながら過酷な環境の過酷な山歩きを支えてくれている。
肉体・生命の力強さを全身全霊で体感するこの瞬間こそが、キツイ山登りが止められない理由なのかもしれない。
日常に起こる様々な困難、艱難辛苦など、山で培った強靭な肉体とメンタルを持ってすれば何事でもなく、ここで肉体、精神に刻み込まれた体験や記憶は人生をダイナミックに生き抜く因(よすが)となっている感がある。
稜線往復を3時間で切り抜け、空木岳巨石群が連なる北尾根を下り、新たな貴重な体験をさせて頂いた空木岳、南駒ケ岳をPM5:21に下山した。
赤梛岳 (2,798m)
赤梛岳 (2,798m)からの眺望 南アルプス
南駒ケ岳(2,841m.二百) 眼前に迫る
苦しさの余り!?またも👅を出す相方(^O^)
笑顔イイね!(^O^)/
南駒ケ岳山頂から 仙涯嶺(2,734m)
仙涯嶺 (2,734m) 越百山 (2,613.6m 三百)
ありがとうございました、南駒ケ岳
シャクナゲ
To 仙涯嶺(2,734m) 来年登りに来ます、ありがとうございました
南駒ケ岳からの帰路 左端の空木岳までまだまだ遠い(;^ω^)
摺鉢窪避難小屋分岐
帰りの駒峰ヒュッテより 木曽駒ケ岳・宝剣岳方面
下山は北尾根
駒石
シナノキンバイ
空木岳、ありがとうございました