2020 天狗岳2,646m3・・・西天狗岳山頂から西尾根を下る

2020.03.27 Friday

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    この日は曇天で気温は山頂でも-3℃~-4℃位のものの、風速が標高2,500m以上で28m予想だったので(風速1mで体感が約-1,5℃下がる)体力を温存するため風の影響を受ける西尾根では登らず、樹林帯から黒百合ヒュッテ、中山峠、東天狗岳、西天狗岳の順に登頂して西尾根で下るルートを選択した。

     

    中山峠から東天狗岳直下までは約20m以上の強風にあおられ所々で立ち止まりながら風圧に耐えての登坂となったが、東天狗岳登頂から以降は風も収まり西天狗岳山頂ではザックを下ろし少し飲食できる余裕もあった。

     

    気温が低くなればそれだけ体温(36°)を維持するのに大きなエネルギーを消費し体を温めなければならないので、特に氷点下での冬山登山は夏山以上に体力温存を考え慎重な行動が要求される。

    登山では即効性エネルギー源の炭水化物を酸素で燃やしエネルギーを取り出す有酸素運動系代謝が、雪山などはエネルギー消費が大きい(寒さ)ためこまめに炭水化物を行動食として摂ってエネルギーに変換させて行かないと、筋肉が動かなくなる、脳の働きが低下するなど、行動が取れなくなるリスクが高まる。

     

    私は雪山登山ではザック前ポケットにカロリーメイト、マクロビビスケット、ワッフルなど(燃料/栄養素)を入れ適宜摂りながら(行動食)と、HOTスポドリ(お湯1L、レモン汁大さじ1、塩小さじ1、ハチミツ大さじ5~6)で水分補給と身体を温め山行をしている。

     

    こんな天候の中、天狗岳は平穏なエネルギーを放ちつつ、身も心も、暖かで、平安なエネルギーに満たされていった。

     

    西天狗岳2,646mへ

     

     

     

     

     

    西天狗岳 2,646m

     

     

     

     

     

    西天狗岳山頂から 根石岳2,603m 硫黄岳2,741m 赤岳2,899m 中岳 阿弥陀岳2,805m

     

    赤岳2,899m 中岳 阿弥陀岳2,805m

     

    硫黄岳 2,741m

     

    東天狗岳 2,640m

     

     

     

    2019.4.13 西天狗岳山頂から 乗鞍岳3,025m百 浅間山2,568m百 北アルプス

     

    2019.4.13 西天狗岳山頂から 中央アルプス 御嶽山 乗鞍岳

     

    西尾根へ下る

     

     

     

    2019.4.13 第二展望台より  北アルプス 新潟方面の山々:雨飾山1,963m百 焼山2,400m 火打山2,462m百 北八ヶ岳:蓼科山2,530m 

     

     

     

     

     

    2019.4.13 第一展望台より 北アルプス 蓼科山2,530m 北横岳2,480m 縞枯山2,403m

     

     

     

    活動データ

    行動時間:4時間10分 休憩時間:1時間4分 合計時間:5時間14分 

    距離:9Km