感染症 備え9 新型コロナウイル空間洗浄2
2020.09.26 Saturday
ヨーロッパでは再び新型コロナウイルが猛威を振るい出し、イギリスは最近1日の新規感染者数が6000人を超えるなど過去最高の感染者となってきています。
これからの秋冬、ウイルスが活性しやすくなる季節を迎え、新型コロナウイル第2波到来が懸念されます。
7月9日にWHOは新型コロナウイルスに関する新たなガイドラインを取りまとめました。そのガイドラインによると、「主に屋内で、混雑し換気が不十分な場所で新型コロナウイルスが空気感染することは無視できない」とし、空気感染の可能性を指摘しています。
特に飛沫が微細になると長く空気中を漂って遠くへ運ばれるという見方を強めており、空気感染に対する対策も検討すべきという方向性になっています。
(CNN) 米疾病対策センター(CDC)が公式サイトに掲載しているガイダンスを改訂し、コロナウイルスは一般的に、呼吸などによって空気中に漂う飛沫(ひまつ)や微粒子を通じて拡散し得ると指摘しました。「新型コロナウイルスを含む空気を浮遊するウイルスは特に感染力が強く、簡単に拡散する」としています。
新型コロナウイルスは密接な接触のあった人同士で感染するのが最も一般的だとする記述に加えて、「感染者がせき、くしゃみ、発話、呼吸をした際に発生する呼吸器の飛沫やエアロゾルに含まれる形などの微粒子を通じて」拡散することも分かっていると付け加えました。
飛沫や大気中のウイルス粒子は空気中に滞留して他人に吸い込まれる可能性があり、さらに、そうした粒子を鼻や口、気道、肺を通じて吸い込むと感染を引き起こし得ると述べ、「これはウイルス拡散の主な経路と考えられる」と指摘しています。「一般的に、換気が不十分な屋内環境はこのリスクを増大させる」としています。
当院(あさくら接骨院・豊橋市)に於きまして以前(今年3月〜)より、空気感染リスクも否めないと思われたため、治療室内には次亜塩素酸発生装置(ジアイーノ)を設置し、空間滞留しないよう気流をつくりながら空気清浄する、待合室・受付にはオゾン発生装置を24時間発生させ空間中のウイルス殺菌をするなどし、徹底した空間洗浄(空気感染抑制)を行ってきました。
今回、院内における空間洗浄をさらに強化するため、シャープ・プラズマクラスターネクスト搭載エアコンを院内設置しました。
シャープは9月7日、同社の独自技術であるプラズマクラスターに空気中に浮遊する新型コロナウイルスの数を減少させる効果があると発表した。プラズマクラスターは、プラズマ放電によって人工的にイオンを発生させる技術で、「新型コロナウイルス」にプラズマクラスターイオンを約30秒照射したところ、ウイルス粒子の数が91.3%減少したという。
長崎大学感染症共同研究拠点、島根大学の各教授と共同で実験で、飛沫を模したウイルスを含む液体に高濃度のプラズマクラスターを約30秒照射してから再び回収し、感染性ウイルスの数を測定した。プラズマクラスターを照射した液体は、照射していない液体に比べて9割のウイルスが不活性化したという。
「シャープのプラズマクラスター、空気中の新型コロナ減少 記事より抜粋」
プラズマクラスター技術について
プラスイオン(H+(H2O)m)とマイナスイオン(O2-(H2O)n)を同時に空中へ放出し、浮遊する細菌・カビ・ウイルス・アレルゲンなどの表面で瞬間的にプラスイオンとマイナスイオンが結合して酸化力の非常に高いOH(水酸基)ラジカルとなり、化学反応により細菌などの表面のたんぱく質を分解して、その働きを抑制する独自の空気浄化技術です。
「SHARP HPより」
SHARP プラズマクラスターネクスト搭載エアコンAY-L80X2-W(治療室)
Panasonic ジアイーノ(次亜塩素酸空間除菌脱臭機) Dyson Pure Hot + Cool™空気清浄機能付ファンヒーター
maxell低濃度オゾン除菌消臭器(待合室・受付)